今週は、週明けと共に、慌ただしい日々となりました。本日、ようやくそれが終わり、ふと横になったらものすごく深く眠れたので、毎日お酒を飲まずにコンディションに注意して過ごしていたものの、違和感が日に日に蓄積し、いつもとは違う感覚で過ごしていた影響が出たんだと、起きてしみじみ思いました。
普段は出向くことがない、ソーシャルな場所で様々な対応をしていく中で、本当に多くの人間模様を見ることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/87/a43570371d32abe0918941034602b74b.jpg?1625215014)
とある待ち合い室で、数時間オーダーで待機をする事になりました。人の出入りが限られた場所で、感染予防対策も厳重に行われているので、常にマスクを着けて、飲み物は飲んでいいけれど、食べ物は駄目という場所。テレビもなにもなく、ひたすら静かに待機する部屋に居ました。
普段は出向くことがない、ソーシャルな場所で様々な対応をしていく中で、本当に多くの人間模様を見ることが出来ました。
Case1 不意に○○を食らう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/87/a43570371d32abe0918941034602b74b.jpg?1625215014)
とある待ち合い室で、数時間オーダーで待機をする事になりました。人の出入りが限られた場所で、感染予防対策も厳重に行われているので、常にマスクを着けて、飲み物は飲んでいいけれど、食べ物は駄目という場所。テレビもなにもなく、ひたすら静かに待機する部屋に居ました。
時間の経過と共に、手続きを待つ老夫婦と、私 の二組という状況。
私はまだまだ待機しなければならなかったので、小説を読んだり、スマホをいじったりしていました。
すると、手続きを待っていた夫婦のうち、おじいさんが部屋を散歩しはじめました。写真の通り、眺めはそこそこ良いので、私が座っていた窓際の席に来て、私のすぐ脇で、外を眺めるおじいさん。私は気にせず本を読み続けましたが、
「ブッ」
生活音以外の音で、静寂が破られたのです。しかも、違和感のある音で。
「ブッ」
またです。
赤の他人の私が、隣にいるのですよ。
気づいていないのかな。。。
しかも、音が短くありませんか?
私だったら、もっと長い。
体調が悪いんだろうか。。。
そんな事を思いながらも、気にせず本を読み進めようとしましたが、頭に入ってきません。
次やられたら、しっかり話して具合を聞いた方がいいなと心に決めたのを察したのか、おじいさんは何も言わずに、すまないねという素振りもなく、その場を離れました。
まさか、気づいていないという事はないだろうけれど、もしかしたら、私の聞き間違いかもしれない。今、抗議しても、私側の証人がおらず、立証は難しいので、泣き寝入りするしかないのか、あるいは、屁こきましたねぇと、これをきっかけにコミュニケーションを図るべきなのか、いや、しかしコロナ対策もあるしなぁ。。。
マスクをしていたのが、幸いしたのか、匂いでヤられる事はありませんでしたので、それ以上考えるのは止めました。
その後、何事もなく手続きを済ませ、老夫婦は去っていきました。
一人残された部屋で、最初に注意をしておくべきだったか、笑いに変えるべきだったか、一人デブリーフィングをすることになりました。おかげで、その後の時間はあっという間に経過してくれ、無事ミッションクリアする事ができました。
きっと、退屈していた私への、何者かによるサプライズだったのかもしれない。
そう思うと、気持ちがわずかに晴れやかになりました。
Case2 主従関係
まだ「ここ」に通うようになって、たった数日でしたが、その日は混雑していて、やっとの思いで駐車場に車を停め、もうクタクタだぁと思いつつ、受付へと向かう際にそれを目撃しました。
車を降りて、駐車場内を歩いていると、おじいさんが
「おい!私の携帯は車の後部座席においてあるんじゃないか?」
おじいさん一人なのに、誰と話しているんだろうと思っていると、視界の先に、ご婦人と思われる方がいて
「いえいえ。私がしっかりお持ちしております」
「そうか、ではさっさと車イスを持ってきなさい」
「はい。かしこまりました」
おじいさんは身なりもしっかりしているし、貫禄もあったので、現役時代はお偉いさんだったんだろうなぁという雰囲気。
ドラマの中だけだと思っていたけど、現在もあるんだなぁ。田舎だからかなと思っていると、それ以降も、ご婦人が押す車イスから
「トイレに行きたい。トイレによりなさい」
「雨に濡れないように、屋根のある場所を通りなさい」
どの要望?命令?にも、丁寧に応答するご婦人。
自分の目の前で繰り広げられる光景に、かなりの衝撃を受けました。
私が妻に対して、真似することはないというか、出来ないと思うけれど、もし、言ってしまったら、傷つくか、ぶちギレるかだから、どっちみち出来ないなぁと。
でも、相当尊敬されていないと、出来ない事でもあると思ったので、やっぱりおじいさんはスゴい人なんだろうと思いつつ、まだまだ世の中には、知らない事や今は無いだろうと思っていた事が起きることがあるんだなぁと学べた瞬間でもありました。
他にも、頑固○○ぁ編 など、様々な出来事に遭遇したのですが、記事が長くなりそうなので、これにて。