たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

同窓会準備

2013年04月06日 | 日記

折角の花見日和が突風と雨の土曜日になった。今年は小中学校の同窓会の年に当る。幹事を岐阜近辺に住む我々が仰せつかっている。2年置きにここ20年間必ず開催してきた。

在所の級友達は近辺在住者だけで同士会をやっていたが、それを同窓会に格上げした張本人の一人です。

昨日はその3人が当方の自宅へ集合し、行きつけの喫茶店で計画を相談しました。
いきなり白紙相談するとラチが明かないので 1、年金暮らしの高齢者になった。特に女性は6万数千円の国民年金だけの人もいよう。 2、遠出は止めて日帰り宴会を主体に、在所の料理屋と高山市のお値打ちな旅館へ料金を問い合わせた。
検討資料を作りワープにまとめて相談した。2人は納得してくれ2年前に別の幹事がやってくれた同じ旅館で全員1泊で秋にやることにした。

しかたなく出しゃばって当方が主動することになった。元経済人でリーダーの一人だった、岐阜市でアパレルを業とし、一時は羽振りが良かった級友も4.5年前に会長職に引退、息子が後を次いでいたが、アパレルはどうあがいても商売にならないと、息子も廃業したという。3階建てのビルは1階が店舗で2階以上が住宅だったが1階は同業者に貸したという。息子は4人の子と妻を残し、東京へ出て次なる商売を模索中だといった。岐阜駅近辺のアパレル業者は一時2千店ほどあったらしいが、今は約2割くらいの4百、5百店舗になったという。
早く人に迷惑をかけず手を引いた人が結局勝ちだと言った。中には夜逃げもいるそうだ。

秋の同窓会の原稿を一部作って準備に入った。2年前の夜間高校同窓会の幹事が作った挨拶文に手を入れただけです。

ごあいさつ

 木々の梢も美しく色づき、さわやかな秋を迎える季節となりました。皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 この度は何かとご多忙の中、ご出席いただき世話役一同心から感謝申し上げます。早いものでわたし達もおかげさまで喜寿を迎えることができました。物故者も4分の1を数える中、こうして皆さんにお会いできることを喜びとして、過ぎ去りし歳月に想いを馳せ、明日の活力のためにも語り合いたいと思います。

 想えば、わたし達はまだ貧しかった時代に幼少期を過ごしましたが、幸運にも国は高度成長を遂げ、世界第二の経済大国に発展し、輝く時代に生きることができました。
 一昨年は東日本大震災・原発事故で多くの被災者が出て、日本経済は爛熟期に入り、景気は長期低迷し、国民は生きることに大変な難儀を強いられる時代になってきています。

わたし達は残された人生を人様に迷惑をかけないようにいつまでも若々しく、本日は童心にもどり、楽しく語り合い、遊んで帰りたいと思います。よろしくお願いします。   幹事 一同


ウエルカム・ジャパン

2013年04月06日 | 日記

各務原市 境川堤 百十郎さくら であい橋

愚息二男が25年も前にお世話になった高校生留学のパイオニア 公益財団法人 AFS日本協会岐阜支部から珍しく案内状が来ました。
この団体は大変歴史が古く、世界中にネットワークとノウハウを持つ団体です。

“AFSは世界大戦中に傷病兵の救護輸送に携わったアメリカのボランティア組織American Field Service(アメリカ野戦奉仕団、アメリカン・フィールド・サービス)の活動を起源に持ちます。1936年に団長となったスティーブン・ガラッティが、この活動を平和を目指した現在の異文化交流の活動へと変換させ、今日のAFS活動の礎を築きました。”(AFS日本協会)
AFSの語源です。1936年は77歳、当方の生年と同じです。

支部は3月末に春組年間受け入れ留学生4名(ブラジル・デンマーク・マレーシア・ニュージーランド)と、別の1名(カナダ)の留学生を県内に迎え、「ウエルカム・バーベキュー・パーティ」をやるので参加しませんかという案内でした。

会費500円(留学生、ホストファミリーは無料)で集まるのは、受入留学生のホストファミリー、リターニー、間もなく出発する派遣生などです。今年のホストファミリーはオリエンテーションを兼ねているので必ず出席となっています。
場所は大垣市近郊の元ホストファミリーのログハウスです。このハウスのオーナーは、愚息がお世話になった25年も前、’89年の前年と翌年の二度も年間留学生をホストされました。
奇しきご縁でこのオーナーの亡きご主人は、当方の独身時代の元上司でした。
このご夫妻には子が2人おられましたが、上の娘さんは就職されて数年後、ご長男もそれから10年後くらいだったか、車の他責事故の犠牲になってしまった。娘さんの葬儀にはお参りしました。その後、祖父母も亡くなられたでしょうし、今は奥様だけの一人暮らしでしょうか。

集会には若いときは何度か参加し、場違いでもありませんが、当方は社交的でもなく、老いて会とのお付き合いは辞退していて、少し迷いましたが不参加としました。
ハガキの返書には、当方のことはオーナーの奥様はご存じありませんがご縁を説明し、気強く生きてください、と伝言しました。
国際交流は何も向こうへ行くばかりが能ではなく、小学生のいるご家庭などホストファミリーを引き受けると、わが子が国際人に育つ可能性は高くなると思います。