折角の花見日和が突風と雨の土曜日になった。今年は小中学校の同窓会の年に当る。幹事を岐阜近辺に住む我々が仰せつかっている。2年置きにここ20年間必ず開催してきた。
在所の級友達は近辺在住者だけで同士会をやっていたが、それを同窓会に格上げした張本人の一人です。
昨日はその3人が当方の自宅へ集合し、行きつけの喫茶店で計画を相談しました。
いきなり白紙相談するとラチが明かないので 1、年金暮らしの高齢者になった。特に女性は6万数千円の国民年金だけの人もいよう。 2、遠出は止めて日帰り宴会を主体に、在所の料理屋と高山市のお値打ちな旅館へ料金を問い合わせた。
検討資料を作りワープにまとめて相談した。2人は納得してくれ2年前に別の幹事がやってくれた同じ旅館で全員1泊で秋にやることにした。
しかたなく出しゃばって当方が主動することになった。元経済人でリーダーの一人だった、岐阜市でアパレルを業とし、一時は羽振りが良かった級友も4.5年前に会長職に引退、息子が後を次いでいたが、アパレルはどうあがいても商売にならないと、息子も廃業したという。3階建てのビルは1階が店舗で2階以上が住宅だったが1階は同業者に貸したという。息子は4人の子と妻を残し、東京へ出て次なる商売を模索中だといった。岐阜駅近辺のアパレル業者は一時2千店ほどあったらしいが、今は約2割くらいの4百、5百店舗になったという。
早く人に迷惑をかけず手を引いた人が結局勝ちだと言った。中には夜逃げもいるそうだ。
秋の同窓会の原稿を一部作って準備に入った。2年前の夜間高校同窓会の幹事が作った挨拶文に手を入れただけです。
ごあいさつ
木々の梢も美しく色づき、さわやかな秋を迎える季節となりました。皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は何かとご多忙の中、ご出席いただき世話役一同心から感謝申し上げます。早いものでわたし達もおかげさまで喜寿を迎えることができました。物故者も4分の1を数える中、こうして皆さんにお会いできることを喜びとして、過ぎ去りし歳月に想いを馳せ、明日の活力のためにも語り合いたいと思います。
想えば、わたし達はまだ貧しかった時代に幼少期を過ごしましたが、幸運にも国は高度成長を遂げ、世界第二の経済大国に発展し、輝く時代に生きることができました。
一昨年は東日本大震災・原発事故で多くの被災者が出て、日本経済は爛熟期に入り、景気は長期低迷し、国民は生きることに大変な難儀を強いられる時代になってきています。
わたし達は残された人生を人様に迷惑をかけないようにいつまでも若々しく、本日は童心にもどり、楽しく語り合い、遊んで帰りたいと思います。よろしくお願いします。 幹事 一同