たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

旅立ちの季節

2014年03月26日 | 日記

今日は一日中冷たい雨でした。
今日26日は小中学校は修了式の日でした。春休みです。午前中で下校した中2の孫娘が、昼寝をしていたところへ顔を出し、イオンモールへ送って行って・・と頼まれました。友達と約束したとか。仕方なく車で送ることにしました。

いつもの友達ではなく、少し離れた団地の外側の住まいの子でした。このニュータウンの前は毎日のように通りますが中へ入った経験はありません。そのタウンの外れに友達の家がありました。
5分ほど待たせたようで新しい大きな文化住宅の前に出て待っていました。
家の前は小山です。彼女に「何の山か知ってるか」と聞きました。「これはねぇ、古墳なのよ。「柄山(からやま)古墳」と言って4世紀後半に作られた。古代の尊い方が葬られているお墓。覚えておいてね」と、教えました。(写真)
すぐ近くに行政区は岐阜市になるが大きく立派な「琴塚古墳」があります。二つの間に「南塚古墳」と「土山古墳」がありましたが、戦争中開墾され畑にされ消滅し今は住宅地になってしまった。

帰りは友達のお母さんが迎えに来て送ってくれるとかで、イオンに置いてきました。

4月は旅立ちの季節です。真ん中の孫娘が4月2日京都の専門学校へ旅立ちます。
過日約束の資金援助の預金を払い出しに行ってきました。駅前の銀行支店は壊され分譲マンションの基礎工事をやっていました。少し離れた市役所前の支店へ行きました。
中年女性のロビーマネージャーに用件を言い、伝票に記入し呼び出しを待ちました。
受付機から出てくるシートの番号が表示、呼び出しされ窓口へ。
「何かお買いになりますか」と、可愛いAKB48のタレントに似た受付嬢が聞きました。
「振り込め詐欺だと困るけど、孫の進学援助なの・・」と答え、顔や年恰好から詐欺の予防応対をされました。
ロビマネのお姉さんに受付機の番号と、後に渡されるビニ札番号を一緒にできないのか聞くと、「今は昔のようにお名前を呼ぶことができなくなったためです。番号をシステム上一緒にできないので、ご理解ください」と言いました。

帰宅して押入れや倉庫、キッチン戸棚にある、捨てるに忍びない鍋や生活用品や寝具類など、自炊する孫に使える物は使えと、玄関廊下に小山ほど並べて置きました。母と見分けしてレンタカーを借りて親子が運ぶ予定です。私もそろそろ仕舞支度の時期がきています。
一人暮らしに最低必要な電器製品のパンフを量販店が送ってきていたので、それもやりました。最低金額が10万円くらいでした。この子も行ってしまうと寂しくなるね。


レンジャクが来る 中山道太田宿

2014年03月26日 | 日記

中山道太田宿は江戸から木曽へ、長野県から岐阜県に入り、最初の宿場町が「馬籠宿」です。岐阜県は全部で17宿、太田宿は馬籠からも9番目、京都側の「今須」からも9番目の真ん中の宿場が「太田宿」です。
”岐阜県を通る中山道---木曽路「馬籠」から美濃路の17宿
 江戸日本橋から京都三条大橋まで69宿「百三十五里二十四町八間(約532キロ)。
この中山道の4分の1相当(約128キロ)が美濃国、つまり岐阜県です。
17の宿場を持つ美濃中山道は山間を通る道程で、木々や渓谷が四季折々の自然の美しさがある街道です。中でも、当時の景観を比較的残しているのが、中津川宿~太田宿間。
 また平成17年2月に岐阜県中津川市に編入となった木曽路馬籠宿は、景観を保存した観光地として賑わいをみせています。”(パンフ「岐阜県十七宿散策ガイド」)

太田宿中山道会館から堤防に上がろうと下流を見るとナニコレ?三脚付高級望遠レンズの放列です。いるいる20人以上。

休憩中のカメラマンに「何を撮っているのですか」、「レンジャクです」、「ははぁ!小鳥ね」「そうです」それにしても立派なカメラだねぇ。


堤防へ登ってブログ写真を撮り、ベンチに休憩中の高齢カメラマンに話しかけました。
「レンジャクは頭の後ろがピンと跳ねている鳥ですか?」「そうです。にぶい鳥ですよ。いつも100羽くらいいますが今日は少ないね」「なるほど!ところであなたはどちらから?」「名古屋です」。ケヤキかブナなのか灌木の寄生木の実を食べにヒレンジャクか、キレンジャクが来るのです。飛騨の方では寄生木(やどりぎ)を「ホヤ」といいます。会館構内の木もホヤだらけです。
ほとほと感心して会館へ降りると、目の前の藪に鳥がきました。ウソかな?
愛鳥カメラマン達はどの方も穏やかな平和主義者に見えました。