たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ホームコースのひとつを営業終了

2015年03月17日 | ゴルフ

3月17日ようやく春めいた日和になりました。ただまだ週末に寒気がくるので冬物衣類は仕舞わないようお天気キャスターが言っています。
今日は末孫の公立高校入試発表の日でした。お昼頃孫が「受かったよ」と報告に来ました。
家から数キロの自転車通学できる県立普通科高校です。
女の子なので自宅から近いのが何より、気張って名門伝統校よりかえって良いかも。
26年も前わが家で夏に短期留学でやって来たインドネシア高校生を引き受けてくれた高校でもあります。

それと今朝は所属するゴルフ倶楽部から3つあるコースの一つを営業終了すると通知がありました。

岐阜県・関市武芸川町「TOSHIN さくら Hills Golf Club チェリー(桜)、カメリア(椿)、メイプル(楓)コースの3コースの中、メイプル(楓)コースの営業を3月13日で終了する。
(このコースの運営上の問題点)
・お客様からコースの傾斜などを理由に、メイプル(楓)コースでのプレー忌避が増加していた。(当日のキャンセルもあった)
・隣地への打球事故が多発していて裁判沙汰になったこともあった。
・この経営会社に譲渡されてから8年経つが、出来る限りの努力をしたが根本的解決に至らなかった。
・現状はメインコースのチェリー(桜)、カメリア(椿)のコースを使用しており、特段、会員の皆様にはご不便をかけることはない。
・このコースの後利用は、東京の某会社に譲渡し、太陽光発電事業地に転用する目途がついた。(ゴルフ場下のテニスコートもソーラー基地になっている) 
・またメイプル(楓)コースは借地が多いことから、地代及び管理費の削減につながるため、18ホールでの運用で安定的かつ効率的コース運営が期待できる。
などが通知されました。営業終了するコースはレイアウトが良いホールと、良くないホールが混在する山稜コースだった。

この話題は月初め耳にしてフロントで雑談したが、暫定決定の段階と言っていました。営業停止するコースは土日に多いビジター集客に使っていたので、平日利用が多いリタイア会員には支障がない決定です。
時代の波ということでしょう。20年前、片手では治まらない金額の会員権が倒産で紙屑化し、既存会員を3万円の一時金でプレー権のみ継承してくれただけ良しとしなければなりません。
一時は5千5百人の会員と噂され、年会費も払わない人がメンバー料金でプレーしていたし、会費完納で継承された会員は3千名、落札価格は10億でした。
しかたがありませんね、ゴルフ場経営も大変な時代です。


ETC割引のこと

2015年03月17日 | その他

正月元旦にお伊勢参りをし、嬉野ICまで戻り、翌日は東名阪高速・亀山~四日市間が通年渋滞するので、一般道の裏道を走り四日市から高速を使い帰宅した。
数週間前その高速料金のETC特別割引料金通知があり、今日3月17日クレジットカードから引き落とすと通知された。
昨年4月1から激変緩和措置が終わり、ETC割引は「ETCマイレージサービス」に登録しないと通常料金が取られる。
私はそれを知り、昨年9月にマイレージサービスに登録した。どの程度割引されるのかネットの料金検索で検証してみた。料金通知に通常料金も知らせるべきだ。

高速道名 出発IC 到着IC 通常料金休日 ETC深夜休日 通常料金平日
東海北陸道 岐阜・各務原 一宮JCT 640 450 640
名古屋高速 一宮JCT入 清州JCT 360 330 360
名二環状 清州JCT 名古屋西 510 360 510
東名阪高速 名古屋西 伊勢 3,250 2,280 3,250
(往路計)     (4,760) (3,420) (4,760)
伊勢自動車 伊勢 一志・嬉野 1,230 860 1,230
東名阪高速 四日市 名古屋西 1,020 710 1,020
名二環状 名古屋西 清州JCT 510 360 510
名古屋高速 清州JCT 一宮JCT出 360 360 360
東海北陸道 一宮JCT 岐阜・各務原 640 450 640
(復路計)     (3,760) (2,740) (3,760)

(往路) 岐阜・各務原市IC~伊勢IC 4,760円→3,420円 1,340円割引 約28%割引 利用日 休日・平日深夜(0~4時)のETC特別割引料金
(復路) 四日市IC~岐阜・各務原市IC 3760円→2,740円 1,020円割引 約29%割引 利用日 1月2日は中日本高速は休日割引料金  名古屋都市高速は平日料金のようだ。
高速は滅多に利用しないが、それでもETCマイレージに登録すると、休日と平日の早朝・深夜割引料金が適用されるのでお得です。平日の昼間時間帯は全く変わりない
それにしても料金ゲートの多いこと呆れるばかり。ETCとカーナビがないと危なくて高速は走れません。


美濃加茂市長控訴

2015年03月17日 | その他

美濃加茂市長が収賄罪に問われて一審無罪の判決が出されたが、検察は控訴することを決めたという。
予想されていたことではあるが、市議会が「市政への影響が長期化する」と控訴断念を決議し、懸念を示す声明を発表していた。
この事件は証拠がほとんど無く、贈賄側の一方的自供だけで起訴されたが、市長は一貫して収賄を否定している。「疑わしきは被告人に有利に」との理に適ったものだろうかと思っている。
市長は市議時代の収賄を問われているが、「受託収賄」は市議として、「事前収賄」は市長候補として、はたまた「あっせん利得処罰法」は政治家の口利き行為を禁止するものとして、複雑な法律の関係性を弁護士ドットコムは解説している。

折から「ドキュメント 狭山事件」佐木隆三著(文芸春秋 昭和52年刊)を読了したところです。
この事件は50数年前に起きた女子高校生の誘拐・強姦・殺人事件を扱ったものである。犯人として服役した被差別の無学な青年が、確かな証拠もないのに、取り調べ中の警察官との「男の約束」で窃盗などの余罪を認めれば10年で出してやると言われ、強引に犯人に仕立て上げられ、裁判で否定するが一審死刑、控訴審無期懲役となり、30数年を牢獄で過ごし、仮出所が認められた冤罪事件だという記録だった。
巻末には熊谷事件という類似事件も説明してある。名張毒ぶどう酒事件も冤罪事件だと言われる。
警察や検察、裁判所のいわゆる国家権力にいったん犯人と疑われると、逃れる術が無いのが、これらの先例でよく理解できる本だった。
佐野真一「東電OL殺人事件」もゴビンダ容疑者が、犯人に仕立て上げられたが無罪になって帰国できた。その裁判中に書かれた本で、最高裁長官が「世間の雑音に耳を貸すな」との暴言まで引き出した好著で、狭山事件の本と好一対の本だった。