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"忠太"奮闘記

1000年DVD 否100万年DVD-その2

2012-08-01 07:00:00 | スポーツ
Xin chao(シンチャオ)ベトナム語で「おはよう、今日は、今晩は、さようなら」の意。
みんな元気で到着したかな?
 すぐ慣れるとは思ったが、時計を2地域表示に変更。
  (画像クリックで拡大)
4月28日ころ沖縄が平年より11日も早く梅雨入りし、東北南部・北部が先月26日ころに2日早く梅雨明けした。
 高温多湿の土地柄、光ディスクの長期保存は大いに気になるところ。
長期保存に耐えるディスクは
 光ディスクは化学薬品が記録面に塗布してあって、レーザー光線を当て化学変化を起こさせ記録する。
 記録層は保護材でサンドイッチ状に挟んであるが、空気中の有害ガスや物理的な力が加わって損傷を受けることもある。
 
そこで、長期保存に耐えるとされているいくつかを紹介したい。
 1.高品質で高信頼性「森メディア」がつとに有名だが、入手困難になりつつある。
   詳しいことは「森メディア」

 2.「JVC Archives PRO DVD-R」30年保存  
   純国産品で1枚ごとにアルミケース入り、入手しやすく、価格もリーズナブルだが
   数十枚単位となると財布がパンクする恐れあり。
   30年保存認定「ISO/IEC10995」による光ディスク寿命推定試験合格品

 3.「Millenniata M-Disc」1000年保存
  Millenniata社が開発したDVDディスク。
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  Hitachi-LD製のドライブで読み/書きできる究極のディスクで、DVD-ROMともいえる耐久性があるという。
  
  「DiamondDisk」と言うものもある。

 4.1,000,000年保存
  上には上があるもので、100万年保存できるディスクが発明された。
  ニュースによると、原発などの「核施設」から出る放射性廃棄物の地下埋設場所を記録するためだと言う。

  保管場所をウヤムヤにせず、子々孫々まで正確かつ確実に保存場所を伝える責任を持とうというもの。
  1枚200万円だとか、我々一般人が入手できるような価格ではないが、世界中の核保有国がきっと使うことになるだろう。
  人口サファイアのディスクにプラチナコーティングを施し、顕微鏡のような仕掛けでデータを読み取る。
  未来の考古学者のための羊皮紙を目指す?

 5.究極の保存メディアは?
  「ロゼッタストーン」のように、石英製のディスクにレーザー光で傷をつける方式をテスト中のHitachiのアイデアが商品化される日も近い。  

CD/DVDの長期保存性に関しては
 「ここ」
 もしくは、「ここ」
 自分で保存対策を考えるうえで参考になるかも知れない。

陰の声:で、結局のところ「どんなDVD」に保存したの?
 DVD-R(4.7GB)にデジタルテープ1本分ずつ書き込んだ。
 メーカーは「T誘電」の純国産品。
 保存場所は低温湿・冷暗所。
 になった。 
 マァ、将来成人した孫たちがDVDを引っ張り出して観るころは、こっちは「XXX」と書かれた墓石の下だろうが、矢張りきちんとしておきたい。
 
   “忠太”