毎日暑い日が続いていますが、伏見にある石峰寺へ行ってきました。
伊藤若冲の命日に当たる9月10日、石峰寺は毎年若冲忌を執り行い、当寺所蔵の若冲作品の展示を行っています。9月4日~10日まで展示されています。
若冲の掛軸を鑑賞出来ました。美術館への貸出はしてないし撮影も出来ません。
石峰寺は、宝永年間(1704~1711)に黄檗宗大本山萬福寺第6世の千呆性侒(せんがいしょうあん)が建立した禅道場です。
錦市場で生を受けた江戸時代の人気絵師伊藤若冲は、創作に際し禅の境地の影響を受けており、天明の大火(1788)を逃れて当寺に隠棲してその生涯を終えた。
境内には現在も伊藤若冲の墓地があり誰でも参拝ができます。
石峰寺には伊藤若冲が下絵を書いて石工に彫刻させた五百羅漢が残っています。
当初は千体以上もの羅漢が存在したと伝わるが、風化などにより約その半数のみが現存している。
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