この雑誌のある記事に注目してみました。
さらにこの文章が気になりました。
コンタクトレンズは平均販売価格が¥2.000~¥3.000なのだそうですが原価は一枚5円~30円程度なのだそうです。
もちろん、そこにはパッケージや管理費、バイヤーなどの利益を差し引くと意外に利幅は少ない物だと主張しています。
そんな事よりも、私が注目したのはこの記事に「原価率を見ると化粧品並みだ」と書かれている事です。
全てがそうとは言わないけれど、確かにほとんどの化粧品はこの程度の原価費しか掛けない物もたくさんあります。
また、他の業界の人からしても「化粧品はその程度」と思われているのですね。
それにはコンタクトレンズと同じようにパッケージや宣伝広告費、勿論バイヤーの利益などがあり、なんと意外な事に製造元が一番儲からない事が多々あります。
それは大手になればなるほど、その傾向が強くなります。
だからこのように価格崩壊も起きてしまいます(まるまる儲かっても248円です。では原価は幾ら?って思うと怖くなりますね)
そんな事を書いている私も化粧品の開発に携わるまでは、そこまで詳しくはわかっていませんでした。
でも今は消費者の方々の為に本当に無駄な経費を全て原価費に掛けるように考えました。
その結果、大変ありがたい事に多くの方々から、たくさんのご支持を頂いております。
どの業界でも同じような事が言えますが、何処に?何に?お金が掛かっているのかによって全ての結果が変わってくるのです。
それを見極められるためにも、ご自身の感覚をしっかりと磨いてくださいね。