大変な美容室事情？

「心から・・・」「深く・・・」このところ、そんなお詫びの会見をたくさん見ますが、そんなに心から深く反省するような人が悪事をし続けるでしょうか？

今朝もテレビのワイドショーで１年以上も賞味期限を偽装し続けていた社長が「心より・・・」「深く・・・」と詫びていました
その会社のホームページを覗いて見ると酸化防止剤無添加などの安全性を謳っていますが、もう全てが信用できなくなりますね

私たちの美容業界でも大型チェーン店の展開をしている経営者は大変な事情を抱えていると聞きます

それは大型店舗のチェーン店展開をするため新店舗の出店に追われ経営はとても厳しいそうです。

一度大きくブランド化すると縮小する事は即敗北と見做されるため、割引券を出し続けないといけない悲しい事情があり、そのシワ寄せはコストダウンという形で、結果的にお客様に様々な被害を与える事となっています

このように経営を守るために偽装工作をするのは何だかとても悲しい事ですね（結果的には多くの代償を払う事になるけれど）

だからこそ先日の講習会で、ある美容室オーナーさんの「コストよりも結果が全て」の言葉を聞いた時とても嬉しく思いました

私の知ってる様々な業種の達人は全てが個人経営の小さな店ですが、そこには他人に真似ができない技術と自分の仕事に責任感を持っているからでしょう

私もお店の規模など大きくする事など一度も考えた事はありませんが、お客様のために他所ではしない事を毎日考えています

それは「この店が好きだ」と言ってくださる方達のために、制限なく好きな物を好きなだけ使う事