cry&smile

海外ドラマの感想、子育て、結婚時代のいろいろなど、ありふれていると思ってるのは自分だけらしく、怒涛の日常を綴っています。

見逃したあ。BSプレミアム「ベンジャミンバトン数奇な人生」

2013-05-21 17:10:11 | 映画
昨日、すっかりBSプレミアムの「ベンジャミンバトン数奇な人生」を見逃してしまい、
ああ、とすこし落ち込んでいます。

以前見たのは…レンタルではなく、何かの番組だったと思うのですが。
その、見たときのもやもやとした感情が蘇ってきて、
もう一回見たい、って思ってたの。

映画の宣伝の時は、
爺さんで生まれるってどういうことよ!って
若返って最後はいなくなっちゃうってどういうことよ!って
謎だらけで、
TV放送があったときに、
なかばブラットピット見るため、みたいな感じで見たんですよ。
凄い引き込まれちゃって、ケイトブランシェットもきれいだったし。

年老いていくこと、アンチエイジング流行りで若返ることを良しとするけれど、結局どうなのよ、ってことと、
恋愛に年齢ってやっぱり関係するのか、その「人」と「人」の中にある何かが結び付けるのであれば、関係ないじゃん。などと、
自分の価値観に「もう一回見直せよ」って言ってくれた作品だったなあと思います。

ファンタジーだけど、身につまされる。
親との関係、施設での生活、
そしてデイジーとの恋愛。
どんどん若返っていくベンジャミンに年老いていくデイジー。
結局年老いて行っても若返っても、経験があるけど体が動かない、頭が昔よりも働かない、っていうのは一緒かあ。
と妙に納得したりして…。
どんなふうに生まれ人生を過ごしても、たぶんするべき経験はしていくんだろうし、
悩み、悶え、苦しみ、泣き、
歓喜し、楽しみ、胸を躍らせて、笑う、
それが人生だなあ。
人生最高!って思える作品でもあったかなあ。と思います。

今、もう一回見たら、また違った感想になったんだろうなあ。
ああ。惜しいことしたあ。