日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

ぷち反省。春の草花の観察

2008-05-10 10:07:06 | 中学理科2分野(生物)
来週から体育祭特別日課、体育祭、数時間授業があって中間テストです。
他のクラスとの都合上、今週中に校庭の草花を観察させたかったので、1年生37人を外へ連れ出しました。
「生物名」はほとんど知らない生物工学科卒の私にとって、この部分は苦痛でした。が、何年か繰り返しているうちに、自分自身が楽しみな時間になってきています。

なのですが・・・・・。

本当ならば生徒を引き連れて、ツアーガイドのように説明して歩くところを、簡単な説明とレポート用プリントを渡すだけで、後は自由に観察させました。どうなるかな~と心配でしたが、時間には戻ってくるしレポートも割としっかりできているし、問題ありませんでした。

昨日はあることに気づいてぷち反省です。
今までツアー観察にしていた理由はいくつかあるのですが、その中に、それも奥深いところに、「苦情対策」があることです。たとえ授業の内容であっても、「うるさい」「遅い」「いたずらされた」こんなことを言われないように授業内容を考えている自分がいることがいて嫌です。負の動機付けで動く自分。ホントに嫌。

「何事も起こらないように」

もちろん大切なことです。
このままでいいのか、
ぷち苦悩、ぷち反省のまま
体育祭特別日課に突入します。