授業づくりネットワークNo.31―リフレクション大全 (授業づくりネットワーク No. 31) | |
ネットワーク編集委員会 | |
学事出版 |
リフレクションに関するトークイベントにて、「ごった煮」と紹介されていた一冊。
幸運なことに、
教職大学院に派遣されていた2016年前後で、
著者の多くの方から直接お話を伺う機会を得ていました。
そして、整理できずにいました。
(どちらかと言うと混乱)
講演の中でもお話がありましたが、
1つ1つの実践をイメージするためには、
それぞれ1冊の本が最低でも必要です。
でも、
「リフレクション」と言ってもさまざまな意味合いがあることや、
発信者の立場や発信する理由が、1冊で読み比べることができるお得感?があります。
例えば、カウンセリングがベースなのか、
評価がベースなのかを意識すると、自分の中ではスッキリしました。
感じることとどう向き合うか。
いかに1人称、2人称の語りが可能な場を作るのか。
ゴールがないことをどう捉えるか。
生徒のリフレクションと教員のリフレクションの乖離とどう向かうか。
結局、問いの方が増えるんだよな・・・
本屋のトークイベント、成功しているよな・・・。
トークイベント終了後に参加者数名で向かったおでん屋さんでも、ひと興奮してきました。
Oさんが実施している対話型授業検討会では、
上智大学カウンセリング研究所で行われていたマイクロ・ラボラトリー・ティーチングが取り入れられているとのこと。
長男が生まれる前に、3泊4日の集中講義に参加した経験しかありませんが、
お話を聞いた時、そうか、授業改善につなげるのか!!と、離れていたものがつながる喜びと、Oさんの思いが、温かく体の隙間に染み入る感じだったと思います。(おでん屋だったからそのイメージ?)
なんかね、
もう、少しだけ、
頑張ろうって思いました。