少し前にあったちょっと不気味な出来事。
アルミニウムの方が水銀より密度が小さいから浮くんだよ~という演示を終えたアルミニウムから
何か白いものが生えているぅぅぅ~
カビ?な訳ないか…
さらに放置すると、さらにニョキニョキのびてくるぅぅぅぅ!!
長いものは5cm近くニョキニョキニョキニョキ・・・。
うーん、不気味。
そこは冷静な理科のS教諭、酸・塩基に溶かしてみる、と両方溶けた!!
何者!?
その後も試してみましたが、ニョキニョキのびる日と、写真のように控えめな日とありました。
何者?
と、悩んでいる時に、教育委員会指導課の先生にお聞きする機会を得る事ができ、次のように教えていただきました。
1、水銀とアルミニウムが触れて、アルミニウムアマルガム(水銀との合金)ができる。
2、アルミニウムアマルガムは容易に酸化され、アルミナ(酸化アルミニウム)になる。
なるほど、
だから酸・塩基共に反応したんですね。両性酸化物が本当に両方反応するかどうか確かめたのは初めてでした。で、参考で「体温計は航空機内持ち込み禁止」はこれが理由だそうです。
電子体温計しか持っていないから関係ナイケド…。
ちなみに、他の反応しやすそうな金属(Mg,Zn)も水銀と接触させてみましたが、そう簡単には合金はできませんでした・・・。
さすが指導課の先生!!どうもありがとうございました。
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