日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

思い込み。

2006-01-20 21:22:06 | 中学理科1分野(化学)
K教諭が演示用に教室に持っていったもの。


集気びん
すりガラス
マグネシウムリボン
実験用気体(二酸化炭素)


どんな実験なのかお聞きすると、
「二酸化炭素の中で、マグネシウムを燃やすと、マグネシウムが二酸化炭素の酸素を奪って燃焼し、残った炭素が集気びんにへばりつく」というもの。

なるほど・・・。

でも、何かしっくりこない。

 同じように集気びんのなかで何かを燃焼させて、二酸化炭素がいっぱいになった時に、火のついた線香を入れると即座に消える、そのイメージが強いからだろうか?
 でも、それは二酸化炭素が炎を消したのではなく、単に燃焼に必要な酸素が不足しただけだよな・・・。


 ちなみに、原子どうしの結びつきの強さには種類によって差がある、ということを理解できる中学生は少ないそうです。

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