日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

卵なのか、卵子なのか。

2009-10-18 06:19:56 | 中学理科2分野(生物)
香山リカ「しがみつかない生き方」を読んでいたら、
急に思い出しました。

生物IBを教えていたとき、
定期考査で「○卵、×卵子」という採点基準がありました。
(作問は他の担当者)
教科書を基準に、ということでしたが、
広辞苑を調べても同じ意味です。

学生時代の教科書をみると、
生物学や遺伝学の教科書には「卵」とあり、
発生学では「卵子」。

中高の理科の教科書は「卵」
保健だと「卵子」。

機会があったので、
産婦人科医と保健師に聞いてみましたが、
どちらでも~の答えでした。


どちらでもいい、でも授業では「卵」で、
自分ではこう納得させています。


「しがみつかない生き方」に全く関係ありません。
何故、これを思い出したのかは謎です。

・・・日記だからいいか。

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4 コメント

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ニワトリの卵子 (管理人)
2009-12-05 00:21:07
や両生類の卵子、という表現もあるんです。

どちらにしても雌の生殖細胞、雌性の配偶子であることにはかわりないのですが。。。

植物の場合は「卵」しか見ない気がします。

英語ではどちらも同じなので、
和訳する時の差かしら・・・?
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え?ウニも? (ほるん)
2009-12-04 14:46:55
ほ~、ウニの卵子という表現があるんですか?
それは、私の話した話が、いけなかったな~・・・・・
人だけ特別扱いなんていけない!?^^;
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そうなんですね!! (管理人)
2009-10-24 16:33:47
コメントありがとうございます。
小学校ではそのように学ぶのですね。
ヒトか否かで・・・。特別扱いですね。

では「ウニの卵子」は×なのかなぁ・・・。
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人だけ??? (ほるん)
2009-10-20 13:52:00
小学校の教科書では
メダカのたんじょうのページでは「卵」
人のたんじょうのページでは「卵子」
になっているように思います。

人だけ
「交尾」ではなく「性交」
「卵」ではなく「卵子」
なんとなく、特別扱いしてあるね~♪
なんでだろうね~?
な~んて子供たちと話します^^

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