K市の中学校に実験助手として勤めていた頃、
金曜3限あたりに、理科会のコマが時間割に組み込まれていました。
2つある実験室の使用調整や、進度確認、試薬の発注などの打ち合わせ、
時には実験方法の伝授等に費やされていました。
教科内OJTですね。
その頃、そんな横文字は使っていませんでしたが。
その後、3校経験しましたが、理科会は皆無。
学期に1回、集まる程度でした。
K市の中学校の理科会でやってきたことは、
そんなに難しいことではないハズ。
ということで、
(どういうことだ?)
今年度はチャレンジしています。
毎週の理科会で各自の取り組み(やその他)を共有します。
共有のために活用しているツールが、
ホワイトボード・ミーティングです。
授業者の振り返りに特化している訳ではないので、
授業の検討に最適だとは思いません。
でも、その場でのフラットな関係性作りには最適なツールだと思います。
(実際にはベテラン2名の大きな愛が前提ですが)
発散 → 収束 → 応用
という基本的な流れは、
様々なところでしっくりきます。
とにかくまず、発散させないと、
その先が薄っぺらいのです。
物化生地に分かれる高校において、
科目の専門性にこだわりすぎると、
互いに補う?刺激し合う?ことは難しいのでしょう、きっと。
改めて説明する必要が無いかも知れませんが、
授業は専門知識を伝授する場では無いのだから、
いいんですよ、「理科」というゆるいつながりだけでも。
不安なまま、
5月からWBMの進捗会議を続けてきました。
そろそろ次の段階に行けそうです。