茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

清少納言「枕草子」あてなるもの・・・上品なもの

2018年03月15日 | Weblog
【平安の色彩 かさね色目】 卯の花かさね Layering of Deutzia flower color in the lining

今日も「古典の会」の会合がありました。
現在で云えば超人気ブロガーの清少納言、さすが見る目が違うね。
今日の段章は「あてなるもの=上品なもの」を書いていますが・・驚きだ~
特に我がヤン爺の注目したのは、「削り氷に甘葛入れて、新しき金器に入れたる」
え~「いみじううつくしき稚児のイチゴなど食ひたる」
まてよ~少納言さん、平安時代に、「イチゴ」や「かき氷」があったのですか
これが「あてなるもの=上品なもの」とはさすが平安貴族は究極の贅沢ですね。
うらやましい・・・この「あまずら(ブドウ科のつる性植物)は甘味料として
砂糖のない縄文時代からの貴重なものでした。現在でも静岡県にある
「秋葉聡本殿=可睡斎・曹洞宗萬松山という東海道一の禅の修行道場に行くと
この「甘カズラの汁を掛けた氷水」が戴けるそうですよ。
さすが平安時代の人気ブロガーは凄いですね。我がヤン爺もあやかりたい
コメント
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