茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

万葉の時代から人気の“紅葉狩り”日本の美を楽しみましょう。!!

2021年11月27日 | Weblog

紅葉~袋田の滝

〇 黄葉(もみじ)の散りゆくなへに玉梓の使を見れば逢ひし日思ほゆ   柿本人麻呂

〇 奈良山の嶺の黄葉(もみじは)取れば散る時雨の雨し間なく降るらし  あがたの いめかいの よしお

万葉集の中にも100首以上の歌が詠まれておりますが、紅葉の美しさは日本人の好みかもしれません。すでに見ごろを過ぎてしまった地域もあるでしょうが、私の住む埼玉・川越地域は見ごろを迎えております。黄色の銀杏並木がとても綺麗な姿で並んでいます。コロナ禍も少し落ち着いているようですので今週末は紅葉狩りに出かける人が多いことでしょう。ちなみに梅や桜の花見では使わない「狩り」を紅葉では「狩り」を使いますね。古人たちは多分山に入るので「狩り」を見立てて使用したのでしょうね。そんなことを思いながら黄色が美しい銀杏を眺めてる私です。どうぞ、皆さん「紅葉狩り」にお出かけください。

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