京都御所の御殿に上がってみよう 中編Ⅱ
NHK大河ドラマ「光る君へ」も次第に藤原家の最盛期を迎える準備に入ってきました。道長(柄本佑)の姉である詮子(吉田羊)は17歳で円融天皇に入内。女御となり懐仁親王(後の一条天皇)を生み、「三道」(道隆、道家、道長)時代の到来に力を与えた女性でした。詮子はまた道長の第二夫人明子(滝内公美)を結びつける媒介役にもなり、なによりも関白の行方をめぐり一条天皇が、伊周(三浦翔平)か、道長かの選択に迫られた折、道長の内覧就任の道筋を作った立役者でもありました。道長にとっては最大の恩人ともいえます。この詮子の動きをドラマはどう展開していくかは大きな興味があり、また重要なポイントでもあります。「道長なくして紫式部なし紫式部なくして道長なし」この二人のきづながあってこそ「源氏物語」が誕生したといっても過言ではありません。これからの展開がとても楽しみです。また吉田羊さんの詮子役もぴったりのはまり役、(朝廷を裏から牛耳る闇の女帝)これから楽しみドラマが盛り上がってきます。👏👏