【日本史】日本史史上最も有名な2人の女性作家…清少納言・紫式部の才能
「春はあけぼのやうやうしろくなりゆく山ぎわはすこしあかりで、紫だちたる雲のほそくたなびきたる・・・」の有名な文章を「枕草子」を描いた清少納言、平安時代中期に書いた随筆で、「方丈記」「徒然草」とともに日本三大随筆と言われています。清少納言は28歳のとき、その才能をときの権力者藤原道隆に認められ、彼の娘一条天皇の中宮定子に仕え、16歳の頃橘則光と結婚しますが、男子を生み離婚、知的な彼女には不釣り合い、恋の噂の男性、藤原行成は書の達人、二人のエピソードに行成の誘いの歌の返し歌に「夜をこめて鳥の空音にはかるとも世に逢坂の闇はゆるさじ」あなたとは決して逢いませんよ~だ強烈な拒否の歌その反面、自分の詠んだ歌が行成によって広まることは清少納言にとっては鼻高々それが紫式部が「紫式部日記」に自意識過剰、知識をひけらかす嫌な女と書かれてしまいました。でもこの二人は全然面識がありません。大河ドラマではどような形でこの二人がえがかれるのかとても楽しみです。また清少納言役ファーストサマーウイカさんはピッタリのはまり役と私は大いに期待しております。