【1分でわかる源氏物語】花宴〈第八巻〉イラストで内容解説【古典Vtuber/よろづ萩葉】
桜の咲く季節になり、桐壺帝がお花見の宴を開きました。🌸🌸宮中の方たちが勢揃いするなかで、源氏は雅楽を舞、漢詩を詠むなど多彩な芸を披露し、女官たちより注目されました。夜も更け源氏は一人宮殿の中を歩いていると明かりのついてる御簾をみつけ覗いてみると一人の美人さんがおりました。早速源氏は彼女に歌を詠みました。💛💛源氏=「世に知らぬ心地こそすれ有明の月のゆくへを空にまがいて。(今までに味わったことのない気がする有明の月の行方を途中で見失ってしまって。)そしてなおもつづけます。💛💛「深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろけならぬ契りとぞ思う。(趣き深い春の夜更けの情趣をご存じでいられるのも前世からの浅からぬご縁があったものと存じます。)💛
さすが源氏さま
その夜はしっくりと結ばれました。
なんとこの女性・・・右大臣の娘、朧月夜様でした。運命の出会い・・・東宮の姫となる人でした。