【茶室/北鎌倉宝庵】椿茶会2022-抹茶席- 表千家
茶道には、お茶を点て、お客をおもてなしをすることに大きな意義があります。茶禅語のひとつに「一座建立(いちざこんりゅう)」という言葉があります。私の好きな言葉の一つです。これは「同じ時、同じ場所を共にした亭主と客が一体となって茶席を創り上げること、あるいは、その一体感を指す」言葉です。亭主はお客様をおもてなしするために最善をつくします。そしてお客様の方もただ能動的におもてなしを受けるのではなく亭主の美しい「亭主ぶり」に対し、美しい「お客ぶり」で応えることが求められています。茶会では両者が互いに心を通わせあい知識や技、感性の限りを尽くし合うことによって、より完成度の高い茶席が創りだされます。本当に奥の深い茶の道には感動するとともに人生の勉強になります。茶道を習っていて良かったです。
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