超訳マンガ百人一首物語第九首(小野小町)
先日、ある雑誌に美輪明宏が素晴らしい言葉で人生教訓の話を載せていました。あの絶世の美女、小野小町が百人一首に載せてる和歌を引用しての話ですが・・・
花の色は移りにけりな いたずらに わが身世にふるながめせしまに。 小野小町
と詠んでいます。「長雨が降り、物思いにふけっているうちに花は色が褪せて散ってしまった」という様子をよんだ歌ですが、小野小町は絶世の美人と言われていますが、年を重ねて自分の容貌が衰えてきてることを嘆いて詠んえるだ歌とされています。歴史に残る美人とされてる小野小町でさえもやはり女性ですね、顔や容姿の衰えは年には敵えません美人であればあるほど年を経てからの落差はおおきいかもしれませんが、「老い」は人の定め、表面的な美しさは年月と共に衰えても、知性や教養はむしろ年齢と共に深みを増していくはずです。古典を勉強してると、いままでに、清少納言、和泉式部、紫式部、などの女性は知性と教養を深めていたからこそ、千年たった今でも名前が残され、これからも永遠にその名はのこされていくことでしょう。皆さん、これからは年齢を味方につけて知性と教養も味方につけていけば永遠に美しさは失われることはありません。頑張りましょう
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