髙橋真梨子「ジョニィへの伝言」ライブ映像
私達「古典の会」も三年前に「小倉百人一首」を勉強しました。日本の古い文化に触れ、今の自分たちのありようを規定してる歴史の流れについて考えてるのもよいと思います。そんな時読むお勧めの本が出ました。橋本治先生の「百人一首がよくわかる本」です。その中に私のおすすめの歌があります。
〇=わたの原 八十島(やそのしま)かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人のつり船 参議篁(たかむら)
解説=海原を島々めざして出ていったと伝えてくれよ、海人のつり船。
参議とは大臣、大納言、中納言、につづくポストにいた小野篁(おののたかむら)という人です。平安時代の初期、嵯峨天皇の怒りにふれて隠岐の島へ流されました。もしも都の誰かに逢ったら伝えてよ、俺は元気でまるで島めぐりをするみたいに船に乗って出て行ったとことを・・・ここでフルートが鳴れば「ジョニーへの伝言」の島流しバージョンになりますね・・・おあとがよろしいようで・・・
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