被災地に自転車を届けたい

　東日本大震災は23日、発生から13日目を迎えます。警察庁によると、死者は22日午後11時時点で9199人、行方不明者は1万3786人で、合わせて2万2985人。東北地方の太平洋沿岸部を中心に、約26万3900人が避難所生活を送っているといいます。
　そんな中、注文したTCR2の納車を待ちわびる自転車バカでも色々と考えることはあります。先日とある放送局でラジオを被災地に届けようというキャンペーンをしていることに気づきました。電力不足で思うように情報が得られえない被災地の方々にとって乾電池式のラジオは非常に嬉しいプレゼントになると思い、早速ネットで情報を集めましたが、郵送での受付はしていないということです。SONYではラジオ3万台を被災者へ寄贈するそうですが、それでも全く足りない状況なのです。
　多くの義援金が集められているようですが、よりスピーディーな対応を求められる被災地ではお金よりまず物が重要だと思います。ユニクロでは14億年円の義援金の他に支援物資として、生活ニーズの高い防寒衣料のヒートテック30万点をはじめ、各種肌着類、各種アウター類、ジーンズ類、タオル類など7億円相当を寄贈するそうです。また、ユニチャームは、被災地に向け、紙オムツ、生理用品、マスク、ウエットティッシュ、ペットフードなどを緊急支援物資として送ると発表しています。
　何にでも形が変えられるお金の手軽さや重要性も分りますが、電気も燃料も乏しい被災地で今最も必要とされているのは、食料を含めた生活物資でしょう。そこで、自転車バカが考えたことは何とかして被災地に自転車を届けることはできないかとうことでした。被災者の皆さんの足として自転車は必ず役にたつと思います。まぁ、自転車バカとしてはそのくらいのことしか思い浮かばないのですが・・・皆さんの周りにも乗り捨てられ錆びの浮いた自転車はありませんか？そうした自転車を取りまとめ、修理が必要なものは修理して被災地に届けることはできないものかと思案しているところです。何かいい知恵はないものでしょうか・・・？