【日付】2011/8/1
【場所】旭岳姿見の池園地
【天候】曇り、気温15℃
海外からのお客さんに、どう自然保全のマナーを伝えていけるか?なかなか難しい問題です。
国によっては、ナショナルパーク(国立公園)には入るだけでお金もかかりますし、日本以上の保全意識の強い国もあるようです。(腕章をつけて整備していると、もの凄く敬意を受けることも…。ちょっと照れますが)
ただ逆に、ロープもなにも関係なくチングルマの花畑に突撃していき、ちぎったりふんづけだり、写真も撮って花も取ってとしてしまう国の方々もいますね。
おそらく文化の違う生活を送ってきた人々なのでしょう。そこに罪の意識など無いです。
今日はそんな人々を見かけ、私に「言葉の通じない人に対して何か効果的な対応は無いんですか」と言ってくれた日本人の方がおりました。
うーん。考えましたね。
普段、我々はそういう方々を見かけたら「身振り手ぶり」と、日本語は分からないかもしれないが「声かけ」で辞めてもらってます。
それでやめてくれなかった人達はまだ見ていないです。
そんな事を、腕章の有る無し関係なくやっていける場になれば。
他にも良い対応があるかもしれませんが…。
(旭岳自然保護監視員*鈴木 丞)