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【ダンスポ】No.36 三島由紀夫、東大全共闘と直接対決・・・ 》DとMの憲法対話《 

2014年06月07日 06時00分00秒 | ★第一篇 断トツに面白いダンスポ

36 【断トツに面白いダンスポ】
■三島由紀夫、東大全共闘と直接対決・・・ 》DとMの憲法対話《 
(ダンボール新聞社 2013-07-06 03:04:27

   》DとMの憲法対話《 

              対話者二名  D=ダンボール  M=ミス虎 

D:阿部政権にノーを突きつけよ! アベノミクスは日本と日本国民を地獄の苦しみへ突き落とす悪魔の政策だ! 自分たちの世代には都合がいい。何かいいことあるかもしれん。でも付けはあなたの子供の世代、孫の世代に来る。子供や孫の生き血を吸ってまであなたは長生きしたいのか。あなたは悪魔か、吸血鬼ですか。どうか答えてくれ。人間だと!

M:ほう、人間がそれだけいいものですか、疑問ですね。しかし、それにしても、北一輝の日本改造法案第一条にある「憲法停止」という言葉には、ゾクゾクするような響きがあるな。

D:同感です。ナチはワイマール憲法を停止しませんでした。そこがうさんくさい。ナチズムは革命ではなかった。革命なら「憲法停止」する。そこからしか革命は始まらない。北一輝が喝破したのははやい話がそういうこと。革命なしに憲法停止だなんてこと言ってる意志原はだからバカ丸出し。

M:意志原が言ってるのは「日本国憲法の破棄」で、法論理的に「憲法停止」とは異なります。日本国憲法を破棄した瞬間、日本は大日本国憲法に復帰するのであり、その後は、大日本国憲法に基づき改憲手続きを取ればいいというのが意志原の立場です。それにそもそも意志原は「革命」を目指してはいません。

D:ほうそうですか。それなら馬鹿は撤回しますが、やはり賢明とは言えません。日本国憲法を破棄した瞬間に意志原は国会議員の身分を失います。意志原だけでなく、すべての国会議員、首長、市町村議会議員。すべての裁判官、自衛隊そのものも解体。公職はぜんぶ失職。残るはアメリカのむき出しの権力のみです。憲法はカール・シュミットの『憲法論』で明快に述べられている通り憲法制定権力によって制定される法です。意志原は法学的思考の知識が足りません。文学的な比喩としては確かに「停止」より「破棄」の方が語感豊かです。意志原の文学的才能を私は否定しませんしMさんの文学的才能も私は否定しません。ですがあとは言わずもがな。

M:Dさん、天皇がいます。アメリカの出てくる幕はありません。

D:ほう、土人の土偶さん。ご健在でいらっしゃいましたか。アメリカさんのつよい~い味方でいらっしゃる土偶さんでございましたよね。けっこうけっこう。
】 勝ちいくさ したくないなら ほざいてろ 【 北一輝

M:Dさん、そこで「ザインとしての天皇」を批判する「ゾルレンとしての天皇」という、三島の「文化概念としての天皇」が出てくるのです。

D: ですから、それを批判した橋川文三が出てくるのです。あ、千日手に入りそう。私、一抜けた。おやすみなさい。また、いつか。・・・グーー(←もう寝ました。起こさないで)

M:橋川の天皇論は葦津珍彦が三島に代わり論破していましたね。少なくとも天皇を巡る議論では橋川は三島に実は負けていると思います。出直してきてください。

D:そのご意見には賛同できないです。橋川は勝ちを取りにいかなかっただけです。橋川は無敵の論客であったと申し上げておきます。これにて憲法対話の第一ラウンドは終了。議論は仕切り直しということにしましょうか。対話は永遠に終わらない(バフチン)はずですからね。選挙の話題に戻って、とにかく自民圧勝だけは避けたいなー。

M:その点は、ノーコメント。最後に一言。カーニバルは真面目にやって下さい!


◎三島由紀夫とは何者か=間奏曲・ラ・マンチャの男◎

三島由紀夫とは何者か。
私たちはその回答をまだ見出していない。
彼はニッポン国に現れた新手のドン・キホーテなのか?
もしかしてそうなのか?
そうでないとしても今日だけ仮にそうだということにしておこう。
それならそういうことにしておこう(←コロスの声)。
さあ、みんな集まってくれ。音楽だ! (文責:サンチョパンサ

【反撃の新妻聖子】 新妻聖子 ラ・マンチャの男を唄う

 
反撃の三島由紀夫】 三島由紀夫、東大全共闘と直接対決。
 

 【ダンボールシアター 野戦攻城編】は、三幕四十二場からなるカーニバル演劇であり、昨日より三幕目へと入っています。三幕四十二場の内訳はこちら ⇒ 【ダンボールシアター 野戦攻城編】全三幕四十二場 

■『来たるべきアジア主義』は世界を変えるための書物です。この本は無料で公開します。アジアの新しい歴史の創造を祈念しつつ。
全体を俯瞰するページ ⇒ 『来たるべきアジア主義』序文&目次


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