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【ダンスポ】No.34 革命の矜持・・・彼が死んだのは北一輝がその理由の一端を握っている

2014年06月05日 06時00分00秒 | ★第一篇 断トツに面白いダンスポ

№34 【断トツに面白いダンスポ】
■革命の矜持・・・彼が死んだのは北一輝がその理由の一端を握っている
 (ダンボール新聞社 2013-06-30 08:52:42  )

 【反撃の椎名林檎】  -東京事変 - 閃光少女



  ★プロローグとして=ふたつの対話★

  ¶第一の対話¶ 北一輝と閃光少女   

 北一輝:♂君と生本番したい。

 閃光少女:♀あなたとならいつでもコラボOK。

 

 ¶第二の対話¶ 東京の同志と大阪の同志の対話に芭蕉が唱和する

 ♂東京の同志:いまやわたしは「天下無友」状態です。この先どうなるか。先行きなんか読めません。この「恐怖」はだれにもわかってなどもらえません。

 ♀大阪の同志:だいじょうぶ、だいじょうぶ、どないかなるから。姉ちゃんにまかしとき。

 松尾芭蕉:東西のあはれさひとつ秋の風

 

 ★本題として=北一輝のふたつのモノローグ★

  ¶第一のモノローグ¶

 憂乎天下無友  北 一輝

 世はなれし深山かくれの芝の戸に

    ひとり訪ひよる夜半の月影

 (「革命評論」第六号 明治三九年十一月一0日号)

 

 ¶第二のモノローグ¶

 】自殺と暗殺 【   明治三九年十一月  北 一輝

----山雨来らむと欲して風楼に満つ。余輩は煩悶の為に自殺すといふものヽ続々たるを見て、或は暗殺出現の前兆たらざるなきやを恐怖す。

----余輩は万国無比の国体の下に服従しつヽある忠義の良民として、事実を事実として預言し遥かに斯る恐怖より逃れんとするものなり。

----而しながら余輩は実に厳格に思索して問題の根底より『煩悶とは何ぞや』と叫ばんと欲するなり。

----余輩は断言す。煩悶とは個人が自己の主権によって他の外来的主権に叛逆を企つる内心の革命戦争なりと。

----吾人は天皇陛下の良民たる光栄に於て世の煩悶者に告ぐ。煩悶とは由来自己を内心の主権者なりとする叛逆心より来る者なり。

----余輩は預言として恐怖するものなり。思想界に於ける叛徒は内心の革命戦争に苦闘して瀑に走り火山に赴きて敗死しつヽあり。其の革命を終へたるものも未だ新領土に足を投じたる者の歴史少なしとせらヽが故に眼前の暗黒に絶望して進み戦はざるに自刃しつヽあり。希くは彼等の前に希望の閃光を投ずなかれ。あヽ誰か煩悶的自殺者の一転身して革命的暗殺者たるなきを保すべきぞ。

 (「革命評論」第六号 明治三九年十一月一0日号)

 【反撃の月光ソナタ】 】 Beethoven-Moonlight Sonata 【
 ベートーベンより北一輝に捧げる音楽 2013年6月29日早朝 


■『来たるべきアジア主義』は世界を変えるための書物です。この本は無料で公開します。アジアの新しい歴史の創造を祈念しつつ。
■全体を俯瞰するページ ⇒ 『来たるべきアジア主義』序文&目次


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