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ダンボール授乳室 その2

2024-02-26 10:28:23 | ダンボール
2023年から3年間で全国の道の駅150駅への寄贈を目標に、
9月13日から提供が開始された「ダンボール授乳室」。

一般社団法人日本道路建設業協会と、
一般社団法人全国道の駅連絡会が、
道の駅の整備推進を担うために発案されました。

災害発生時の活用やコストの観点から、
これまで行政機関等へも納品実績のある
板野紙工製の簡易設置型授乳室に白羽の矢が立ちました。

開発段階で自治体子育て部署等から必要な情報を受け、
モニター調査も経て完成したと点、
2019年には「ひろしまグッドデザイン賞」を受賞したこと
のあるこの授乳室が選ばれました。

道の駅連絡会経由で女性駅長の会に意見を聞いたうえで、
それを参考に製作元にいくつかの改良も依頼されたそうです。

不安視されたダンボールという材質については、
コスト面から一定量の寄贈が可能であり、
道の駅の子育て応援施設整備のツールとして、
より多くの道の駅に活用できる。

設置後でも移動が可能なため、
災害発生時に設置される避難所の授乳室としても
活用が可能であると考えられました。

設置率50%を達成するために、
ダンボールはコスト的に実現可能だった思われます。

板野紙工によると、必要に応じて平時から設置、
あるいは備蓄しておき、
有事には後回しになりがちな授乳スペースの確保ができる
「防災用品」として開発したとのことです。
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