ダンボールを燃やしたら……

今年もネットで騒がれている
ダンボールに関する話題を中心に取り上げていきます！

さて、連日関東では乾燥注意報が発表されており、
火の用心の呼びかけを聞かない日はないほど、
乾燥する日が続いています。

そんな呼びかけもむなしく
連日のように目にする住宅火災のニュース映像……
年の瀬と年始に大変な目に遭われたことに対して、
かける言葉もありません。

消防庁国民保護・防災部によると、
令和6年に発生した火災の原因として最も多いのが
たき火で、1,668件でした。
次いで、たばこ1,549件、こんろ1,392件となっています。

そして、12月31日に兵庫県加東市河高で発生した火災も、
たき火が原因でした。
火元となった家の住人の男性は、家の敷地内で
ダンボールなどを燃やして処分していたと話しているそうです。

ここで、おかしいと思わなければいけないことに、
皆さんお気づきでしょうか。
そもそも、家庭でごみを燃やす行為、いわゆる野焼きは、
平成13年4月に施行された「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で
禁止されています。

よって、不要なダンボールであっても、
処分のために焼く行為は法律違反になる可能性があるのです。