古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第六章 鯨方一條・その七

2011年08月22日 10時44分28秒 | 古文書の初歩

 

 

鯨方一條第四ページ(上の写真の始めから)

解読                           

                   同浦 ○○

其方義去午年以来去酉年迄古座浦鯨方得

漁鯨有之節々同所商人共落札毎不正之以

取計金子積置右金子之内其方并ニ○○○○○○

読み方

その方義、去る午年以来、去る酉年迄、古座浦鯨方、得

漁鯨有之節々、同所商人共落札毎、不正の取り計らいを以て

金子積み置き、右金子の内、その方並びに○○○○○○

解説 この章は同じスタイルの文章が続きます。不通の国語の時間なら、同じ内容を繰り返す必要はないのですが、古文書は慣れるのが一番ですから、同じ内容の文章でも繰り返し読んでいく事にします。解説は重複しますから、なるべくダブらないようにします。 一行目の最後の字は読めませんが、「得」です。 「漁」・・・異体字でサンズイヘンに「ク」の下に「田」、その下に「大」と書いています。 二行目最後のところは、「不正之以」と読めます。前ページと同じスタイルです。 個人名は○○と伏せて置きます。


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