かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

写真入り 馬場あき子の外国詠 142(ネパール)

2021-02-02 18:02:44 | 短歌の鑑賞


近藤氏の死を報じた新聞記事、2016年、享年94歳

   ブログ版馬場の外国詠 ⑰(2009年4月)
      【ムスタン】『ゆふがほの家』(2006年刊)86頁~  
      参加者:K・I、N・I、T・K、T・S、N・T、藤本満須子、
      T・H、渡部慧子、鹿取未放
      レポーター:T・H   司会とまとめ:鹿取 未放


ネパールのアッパームスタンに「こしひかり」を実らせた
       近藤亨翁をたずねてジョムソンに行った。
(この詞書のような2行は、「ニルギリ」の章全般に掛かる。鹿取注)



142 近藤亨翁知る人ぞ知る新潟のこしひかりムスタンに根づかせしひと

         (レポート)
 近藤亨氏の業績は、同氏のご著書『ムスタンへの旅立ち』に詳しい。「新潟のこしひかり」は美味しいお米の代表であるのみならず、栽培技術は本来非常に難しい品種と聞く。寒冷地によくぞ根づかせられたと、その根性に心から敬意を表すと同時に、それらが現在でも毎年、繰り返し豊作であるのか、知りたいと思う。(T・H) 


         (当日意見)
★稲作は最初は失敗続きで、たしか4年目にやっと実らせたそうです。2750メートルのティニ
 という村に稲田があるそうです。きっとずっと稔り続けていると思いますよ。(鹿取)

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