
高田世界館にて ネットより
「灰とダイヤモンド」などの抵抗3部作で知られるポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督の遺作で、
社会主義政権による圧政に不屈の精神で立ち向かった実在の前衛画家ブワディスワフ・ストゥシェミンスキの生涯を描いた伝記ドラマ。
第2次世界大戦後、ソビエト連邦の影響下にあるポーランド。全体主義による圧政が敷かれる中、画家のストゥシェミンスキはカンディンスキーやシャガールらと交流を持ちながら、
創作活動と美術教育に情熱を注いでいた。しかし、芸術を政治に利用しようとする政府に反発したために迫害され、名声も尊厳も踏みにじられていく。
それでも彼は芸術に対する希望を失わず、自らの信念を貫き通そうとするが……。主演は「パン・タデウシュ物語」のボグスワフ・リンダ。
前回から 上映は 午前11時と午後二時の二回になりました 今回は台風の影響もあってか 午前の会に大勢見に来ていました 私の感想。。
学生からも慕われていた美術の教授 政府のいいなりにならないと仕事も配給権もない もう残されたのは死のみ・・・・
テロリストでもなく自分の芸術を追及しているだけの人に なんでここまで厳しくするのかしら。。
娘や教え子がかばう姿がせつなかった 特に娘がとてもけなげで あれからどうなったのだろう 元気に人生をおくったのかしら?
奥さんのお墓に青い花をもっていくシーン お皿をなめるシーン 冒頭の部屋がスターリンの旗で真っ赤になるシーン 印象的でした
アンジェイ ワイダ監督の遺作 200回例会にふさわしかったと思います 台風で合評会がなくなったのが 残念でした