高田世界館にて ネットより
取材許可に6年をかけ、2年にわたり日本国内の刑務所に初めてカメラを入れて完成となったドキュメンタリー。
官民協働による新しい刑務所であり、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを導入している
日本で唯一の刑務所でもある「島根あさひ社会復帰促進センター」。
受刑者たちはプログラムを通じて、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死など、自身が犯してしまった罪はもちろんのこと、
貧困、いじめ、虐待、差別といった幼い頃に経験した苦い記憶とも向き合わなければならない。
カメラは服役中の4人の若者を追い、彼らがTCを通じて新たな価値観や生き方を身につけていく姿が描かれる。監督は「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」「トークバック 沈黙を破る女たち」などアメリカの
受刑者をテーマにした作品を手がけてきた坂上香。
2019年製作/136分/G/日本
配給:東風
こんな刑務所があるのかと 驚きました 犯罪をおかしたという罪の意識が欠けている 受刑者が犯罪の重さにきずく過程があったんです
イスを二個 向かい合わせにして 自分の記憶を手繰りどうして犯罪をしたか 今度は向かいのイスに座り 犯罪の被害者の気持ちになって想像する
そこで初めて 悪いことをしたと感じる・・・・ここの場面が忘れられない 犯罪者もそれぞれの人生がある 好きで犯罪者になったわけではなく その過程がみえてくると
やるせない気持ちになります
以前見た レミゼラブルという映画 の最後 ビクトルユーゴーの言葉 最初から悪い子はいない 育つ環境が大事・・この映画とのつながりを強く感じました
高田世界館 上越にあってよかった こうゆう映画は貴重だ 見てよかった