高田小町にて 上越教育大学院学校教育研究科 人文・社会教育学系 教授 小埜裕二氏の講演会に
参加してきました 令和五年 小川未明文学館講座の三回目です
小埜先生の著書 文学の体験 小川未明と宮沢賢治
令和三年発行 小川未明の童話と宮沢賢治の童話が20編づつ載っています
小川未明の一話目 電信柱と妙な男 宮沢賢治の一話目 月夜のでんしんばしら
お二人とも電信柱がお好きなようで。。
辻仁成さんもブログで電柱作戦というのを書いてるし 作家は電柱がお好きなのね。。うふ
聞きごたえありました あっという間の一時間半
今日分かったことは 小埜先生は宮沢賢治が大好き! と言うことかな
未明と賢治は14歳違い ほぼ同じ時代を童話を書くという共通点を持ち生きていた
未明は79歳 賢治は37歳で生涯を閉じた
色々とお話を聞き すごくためになったんだけど 最後に聞いたことが印象的!
賢治の死後発行された童話集の なめとこ山の熊 を確かに読んだであろう未明が
追悼のために書いた童話の存在 小川未明作 猟師と薬屋の話 ちょっと感激
夭折した賢治を思い 理解者として童話の中で褒めたたえたそうです
宮沢賢治はむつかしくて 本を手に取るのをためらうけれど
鹿踊りのはじまり よたかの星 なめとこ山の熊 は読める
生きている間に 二人が出会っていたとしたら素敵だろうな
晩秋の午後 とてもいい講演会でした
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