2013年9月の中間連結決算の報告によると、大手都市銀行5行の純利益が、2008年のリーマンショック以降で最高となったとの事です。
経済政策アベノミクスによる金融緩和によって、市中に流通するお金の量を増やしてデフレ脱却とインフレ化を図っています。しかし、大手都市銀行や大企業止まりでそれより下にはお金が回らず、金利の高い海外に流れています。それによって、アメリカ・ニューヨーク・ダウ工業平均株価が現在16,000ドルを超えています。米国FRBの金融緩和政策だけでなく、日本の銀行の投資によっても、ニューヨークの株価が引き上げられています。
結局供給するお金の量を増やしても国内にお金が残らないので国内のインフレは起こらず、また銀行や大企業が「内部留保」を行なって私腹を肥し、その大企業の下請け、孫請け、三次下請け……と下の方になるに従い、お金が届かなくなります。
銀行は不良債権処理と言う名目の下で続く低金利によってタダ同然で預金してもらい、きっちり利子を付けて貸し付けて儲けています。
一方で銀行は、暴力団等の反社会的組織・団体に融資をしている矛盾が有ります。強きを助けて弱きを挫く「反任侠」を行ない、自らの保身や命を守る為に不義を行なっています。
本ブログ過去の関連記事↓↓
・ 2013/06/23付「アベノミクス崩壊の危険性(2)・・・『紙切れ』で『マネタリーベース』を増やしても『マネーストック』は増えない」
・ 2013/06/23付「『アベノリスク』と言う危険・・・『アベノミクス』と『TPP』、国民の資産が米国・ユダヤに流れる」
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