ロシアの情報機関が西側のワクチンの悪口を言ってるとかいう、馬鹿みたいな記事が出回っていた。
なんだろうと思っていたんだけど、これに腹を立てたのだろうか?
スイスの製薬会社がイタリアの施設を使ってスプートニクVの製造をする委託製造契約が締結された模様。
Russian Sputnik Vaccine to Be Made in Italy in First EU Deal
場所はミラノ近郊らしい。スプートニクの委託製造はヨーロッパでは初。
Sputnik V deal signed: Italy to become first EU country to produce Russian Covid-19 vaccine.
— Sputnik V (@sputnikvaccine) March 8, 2021
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イタリアは昨年も、ブリュッセルのコロナ対応に腹を立てていたところ。
また、この間スプートニクを承認したスロバキアには、フランスがファイザーのワクチンをプレゼントしてた。なぜ、と疑問に思うしかないでしょう。そもそも、だったらもっと早くにやれよ、と誰でも思う。
他方、オーストリア、一部スイス、ドイツというドイツ語圏では、アストラゼネカ買うならスプートニク買えよ、という声が結構聴かれるというのもどこかで読んだ。
これは合理的な判断でしょう。アストラゼネカが良くてスプートニクがダメというのは競争上おかしい。技術カテゴリーが一緒で、現在の結果から見たら優劣でスプートニク優だから。
ファイザー&モデルナのmRNAが嫌なのでスプートニク、というのは合理的だが、嫌なのでアストラゼネカって、意味わかんねー、と思う人が多いということだろうか。
しかしそんな合理的な人がいるらしいニュースの影では、EUの医薬品承認局のおばはんが、ハンガリーみたいにスプートニクを使うような人たちは、「ロシアン・ルーレット」やってるようなもの、とテレビで語ったそうで、ロシアのスプートニクの開発者に公式の謝罪を求められている。
We demand a public apology from EMA’s Christa Wirthumer-Hoche for her negative comments on EU states directly approving Sputnik V. Her comments raise serious questions about possible political interference in the ongoing EMA review. Sputnik V is approved by 46 nations.
— Sputnik V (@sputnikvaccine) March 8, 2021
なんつーか、まず第一にハンガリー国民を侮辱しているし、今まで既に注射した何百万人かの人たちに対する侮辱でもあるでしょう。医薬品と向かいあう当局者がいうべき発言ではない。
EUはGreat Reset派と重なるわけだし、到底簡単にコロナ騒動を収拾できないと思う。自分で政治問題化してるし。
■ 止めるに止められない
で、日本の当局者の意味不明なハンドリングって、結局、アメリカとヨーロッパの動向と同期しないとならない、というのが大前提だからでしょう。もちろん、メディアが話を作るわけだけど。
そこから、実際には大きくもない被害を大きく見せて大きな騒ぎにしていって、やってみたものの、場所も違えば身体も違うもんだから持ってる抗体も異なりなのかなんだか、ともあれ、大きなコロナ被害はなかった。だけど、あっちが止めないからこっちも止めれない。
なぜやめられないのか・・・。やっぱりワクチンを打って、パスポートを導入してなにやらかにやら体制を変えるのが目標で、日本もその一員なので止めるに止められないということでは?
ワクチンの金も重要だろうけど、金だけなら製薬にただ金を出せばいいだけで、それよりも、アプリ導入で上から人そのものと動向を把握するスキームの導入・確立とか、それを使って人の行動を制限するパスポートとかのBig Tech案件の方が重要だったのではなかろうか?
利口な馬鹿ほど始末に負えないものはない。