この間、ミアシャイマー氏と一緒にRTに出ていたアメリカにおけるロシア研究の著名人スティーブ・コーエン氏が、ウクライナ問題について解説していた。それも日本語の字幕がついている。20分ぐらい。
マジで、これは世界一しっかりしたウクライナ問題解説ビデオかもしれない。
といっても、アメリカの政府がやっていることを手ひどく批判している。やっぱりさ、嘆かわしいと思うよね、そりゃ。最初っからアメリカ政府が介入してネオナチまがいの過激派を支援してるわけで・・・。2本目の方では、キエフの暫定政権が東部で、普通の住民のいる公園に戦車を突っ込ませていくという、そのある種のモラルの崩壊振りに戸惑っているのが痛ましい気もする。アメリカ、ほんとにどうしちゃったんだ、みたいな。
新たな冷戦?ウクライナ政変の背景を探る
http://democracynow.jp/video/20140220-1
新たな冷戦のまっただ中 ロシアとウクライナ危機
http://democracynow.jp/video/20140417-1
掲載されているサイトは、「ニューヨークの独立放送局Democracy Now!」というところ。
デモクラシーとかいう語を見ると、最近は敵性思想なんじゃないかと思えるぐらい身構え、それがまたアメリカ人が話しているなんてことになると、それはきっとアメリカによる民主主義支援に名を借りた洗脳工作団体に違いないと、最近はロシア人並に敵対視している私だけど(笑)、このビデオはマジで情報的に正しいし、著者の判断もモラル的に正しいと思うのでご紹介。