アメリカは現在シリア国を侵略中なのだが、今日は今日とて自分の配下のSDFを守るためと称して「防衛的」空爆をした。他方、イスラエルもダマスカス周辺に空爆した模様。
US-led coalition conducts ‘defensive’ airstrikes against Syrian forces
https://www.rt.com/news/418164-coalition-airstrikes-syrian-forces/
一応なんかのメッセージのつもりなんでしょうね。
櫻井さんが2日ほど前に書かれていた「症状」を超えていると思う。
本ブログでは何度も書いてきたが、この化学兵器話が嘘だということも明らかにされてきたが、これは繰り返し主張されている。新たなストーリーが思いつかないのだろう。
今月に入り、ジェームズ・マティス国防長官もシリア政府軍によるサリンの使用に関心を持っていると発言したが、その証拠がないことも認めざるをえなかった。有力メディアも「国際社会」の行動を求める記事を掲載している。(例えばココ)
アメリカ政府は侵略を正当化する最もらしい口実を考えることもできなくなっている。それだけ侵略戦争を近い将来に実行しなければならないという強迫観念に駆られているようだ。遅くとも1991年にイラク、シリア、イランを殲滅するプランを立て、92年2月にはそれをDPG草案として文書化したネオコンの戦略を実現しようと必死なように見える。イスラエルやサウジアラビアからせつかれている可能性がある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201802070000/
もう理由もいらんって感じ。
もうパンツもはいてないと言ってみたい気がする。前は一応「理由」という服を着ていたのだが、最近は服も脱ぎ捨て、パンツもはいてない。ただの連続強姦魔みたいなもの。
どうにかして大崩れに持ち込みたいと思ってはいるんですかね。どうなんでしょう。嫌がらせ程度にあちこちで強姦を働き、殺人を働いてはいるものの、自分で快哉さえあげられないというあたりも深刻でしょう。強姦しても満足が得られないみたいな。
やっぱり理由って大事。大義があるから燃える、殺人を犯しても当人にとって達成感がある(客観的にいうなら、殺人が合法化される)。が、それがなければ空しいばかり(そして犯罪要件が整うばかり)。それでも軍事侵略がやめられない現在の米+αは、言ってみれば変態の域に達していると考えるべきですね。そう、欲ボケの成れの果ての変態なんだな、って感じ。
数日前、シリアのイドリブ県でロシア軍のパイロットが「反政府勢力」の対空ミサイルの餌食となって亡くなった。ロシアは直ちに英雄として賞を授け、その遺体をそれにふさわしいやり方で本国に迎えた。
こちらは、本物のテロリストと西側の傭兵による侵略に苦しむシリア国に正式に迎えられた正式な軍のパイロットの作戦決行中の死なので、まさに軍人の死。そしてその作戦を決行させた国には責任があるからこそその行動に名誉を与え、等しく国民はその死を悼む。
変態となりおおせた人たちの行動とこのパイロットの死の間には、越えられない壁がある。there's something you cannot buy; that's dignity(買えないものはある。それは尊厳だ)などと言いたいものがある。
変態の行動は、70年経とうが100年経とうが名誉とされることはない。それは100年経とうがアインザッツグルッペン に名誉などないのと同じだ。
多分、強いものが勝ちだというのは、いつもいつも適用可能であるとは限らない。少なからぬ人々にとって、あるいは多くの人々にとって、それは近視眼的な、一過性の結論にすぎない。
■ オマケ
出身地ヴォロネジで3万人の市民がパイロットに最後の別れをするために寒い中並んでいる。
Thousands pay last respects to Russian hero Su-25 pilot downed in Syria (VIDEO)
https://www.rt.com/news/418261-major-filipov-funeral-voronezh/
良い結論が出ましたね。
この結論を導いた事が、米軍がやった諸々の悪事における唯一の手柄でしょうか・・・・・