トルコのアンカラで起きた爆発が恐ろしい。
トルコ首都で親クルド集会に爆弾、95人死亡し過去最悪の自爆攻撃
http://jp.reuters.com/article/2015/10/11/turkey-explosion-idJPKCN0S504V20151011
[ア ンカラ 10日 ロイター] - トルコの首都アンカラの主要鉄道駅近くで10日午前10時(日本時間同日午後4時)ごろ、親クルド派などによる集会を狙った自爆攻撃とみられる爆発が2回 あり、少なくとも95人が死亡、246人が負傷した。総選挙を数週間後に控えるなか、同国での自爆攻撃としては過去最悪の惨事となった。
<中略>
トルコ大統領府筋によると、オバマ米大統領は10日午後、エルドアン大統領に電話をかけ、哀悼の意を示すととも、自爆攻撃を非難、テロとの戦いで米国がトルコと連帯し続けることを強調した。
と はいえ、クルドをテロリスト扱いしてトルコ軍を好きなように動かしていた、ついでにいえばシリアへも、グルジアへも、さらにはその前にはアフガニスタンに も過激派を送り出すにあたってトルコは重要な役割を担っていた。ということは、つまり、これに類するようなことを相手にやり続けているという意味でもあ る。
自爆テロは悪くて、正規軍じゃない誰が誰だかわからない過激派に武器をもたせて他国に侵攻させるのは無問題などということはない。間違ってる、そんなの。
そういうわけで、トルコは全体として自分の国がやってること、やり続けていることを考え直す時だとマジで思う。
そういえば、何の関係もないところに兵隊を出そうと、うきうきしている国が極東の方にあるわけだけど、バカな話ですよ。
■ パトリオット撤去は続行
こういう最中ではあるけど、トルコに配備していたNATOのパトリオットミサイルの撤去プランは続行されるようだ。
Sunday,October 11 2015, Your time is 2:10:14
US starts to pull Patriot missiles from Turkey at critical time
http://www.hurriyetdailynews.com/Default.aspx?pageID=238&nid=89643&NewsCatID=359
この話は8月に既に決まっていたものだけど、トルコが中止を求めていたが結局ダメだったらしい。
この話。これは8月の記事。
米、トルコのパトリオット撤去へ
米国防総省は16日、トルコに展開しているパトリオット地対空ミサイルの発射システムについて、10月の配備期限を更新しないとトルコ政府に通知したと発表した。米トルコ両政府の共同声明で明らかにした。
AP通信によると、ドイツ軍も来年1月の期限までにトルコに展開中の防空部隊約250人を撤退させるとしており、北大西洋条約機構(NATO)が2013年から実施してきたトルコへのパトリオット配備は順次終了する見通しだ。
http://www.sankei.com/world/news/150817/wor1508170011-n1.html
8月の決定の時は、ドイツが先に言い出し、翌日米が同じことを言ったという展開だった。これはどういう意味だったのだろうとちょっと気にしておく。
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筋として頭の片隅に置きたくなる話ではありますね。
でもちょっとストーリーに無理があるような気はしますが・・・。成り行きを注視しましょう。
・トルコのF-16がシリア国境上空でロシアのMiG-29を撃墜(そもそもロシアはシリアに同機種を派遣していない)など
西側メディア発の不確かな情報が出回ってますね。例によってネトウヨ達は信じ込んで大喜びしていますが。
いやもう去年からずっと情報戦花盛りですよね。だから、気をつけて頭を使って読まないと。
全体としてみれば、どうあれ航空戦力がぼろくない国が参加してきたという時点で、自由シリア軍使ってかき混ぜる作戦は失敗しました、という大枠こそ重要だと思うので、不確か情報は二義的に楽しんでます。