なかなか面白い記事がゼロヘッジにあった。
ブリッツに侵略されたことのない国は22カ国しかないんだそうだ。
US Empire Goals? Only 22 Countries Have Never Been Invaded By Britain
軍事的な大侵略もあるだろうけど、入り込んで手籠めにしたみたいな感じのも入ってると思う。
出典はこの本らしい。2013年出版。表紙からみると学術向きの本には見えないし、コメントを読むと筆致も軽いそうだが、よく調べられている、と。イギリスではかなり売れたみたいだ。いやぁ、すごい時代もあったなぁみたいにして(笑)。
All the Countries We've Ever Invaded: And the Few We Never Got Round To | |
Stuart Laycock | |
The History Press |
全体としてわからなくないなってところ。で、ブリッツ的に興味深いのはスウェーデンあたりか。やられたことはあるがやったことはない、というところ。
でも、上の22にベラルーシとモンゴルが入ってるんだけど、ベラルーシは、ナチを操ったのはブリッツ拠点の奴らだと考えれば侵略したことがあるし、モンゴルは日本がそれだと考えれば仕掛けたことはある。つまり残りは20じゃないか、と。
キルギス、ウズベキスタン、タジキスタンあたりは、グレートウォー(ロシア帝国 vs 英)の頃にブリッツが入り込んで地図作りに余念がなかったところなんだが、攻略するところまでは行けず、かつ、ソ連崩壊後バラバラの国にして攻略したはずだったんだが、いつの間にかロシアとの関係を強化しやがった、果たせず、みたいな感じか。
ただ、これはブリッツが気持ちよく書いている本なので、そこまでは書いてないようだ(笑)。