首都圏、放射性降下物増える 東京で前日比10倍も(朝日新聞) - goo ニュース
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放射性降下物の測定は、文科省が21日午前9時から22日午前9時にかけて全国で行い、分析した。
東京都の値は、前日のセシウム560ベクレル、ヨウ素2900ベクレルから急上昇した。22日発表のセシウムの値は、放射線管理区域の基準値4万ベクレルの8分の1、ヨウ素の値は、5分の4にあたる。
この他の自治体のセシウムの値も、さいたま市が1600ベクレル(前日790ベクレル)、甲府市が400ベクレル(同不検出)、宇都宮市が440ベクレル(同250ベクレル)と、軒並み上昇した。
前日に、最も高い値を記録した茨城県ひたちなか市では、やや下がったものの、セシウム1万2千ベクレル、ヨウ素8万5千ベクレルと、依然、高い値を記録している。福島や宮城は震災の影響で計測できていない。
東日本は22日も、雨や雪が降ったところが多く、大気中に漂うちりとともに、放射性物質が落下したとみられる。ヨウ素の半減期は8日間と短いが、セシウムの半減期は30年で、地面に降りた後も長期間放射線を出し続ける。土壌や水、農作物への放射能汚染につながりかねないため、今後も監視を続ける必要がある。
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こんなニュースを理解するために、結果ネット検索を繰り返すことになった。 図は東北電力のHPから拾ってきたが、コイツが最も理解し易かった...。
経産省のHPによると、この他「放射線のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを表す単位」として「グレイ」があって、1グレイ≒1シーベルトとのことだったが、言葉として「受けた放射線の量を表す(体への影響の度合いを測る物差しとして用いる)単位」であるシーベルトと、ほぼ同値となる理屈は未だ理解できていない。
まぁこのテの表記は学術上の必要性があるんだと、漠然と捉えておけば良いのだろうが...。
とは言え、ベクレルの登場に引っかかっているのは、シーベルトやグレイと比較して、その構成要素が大きな意味を持つ点で、理解に苦労しそうなことが容易に予想できることに加えて、この図を鵜呑みにした場合、ベクレルは3倍の数値を示しても、シーベルトとしては変わりがないという、直感的に理解し難い話が増えそうな気がする点なのだ。
これに対し、前述の経産省のHPでは、左図の通りベクレルを雨粒の数としており、どんなに放射線を出す力の強い放射性物質があっても、濡れなければ影響が少ないことの説明には、こちらの方がスッキリ収まる。
ただ、この場合、セシウムだのヨウ素だのといった「雨粒に種類がある」説得力に欠けるので、どちらか片方を選択しても、片方だけではシックリ来ない。
...どの道専門家でもないことだし、あまり頭でっかちになることもあるまいが...。
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2011年3月23日(水)00:01
文部科学省は22日、福島第一原発事故の影響を受け、上空からちりなどとともに落ちた放射性物質の測定結果を発表した。首都圏などを中心に増加傾向を示した。東京都新宿区で1平方メートルあたり5300ベクレルのセシウム137、3万2千ベクレルのヨウ素131を検出、前日に比べ、いずれも約10倍の濃度に上がった。健康に影響を与える値ではないが、長期に及ぶ監視が必要になる。放射性降下物の測定は、文科省が21日午前9時から22日午前9時にかけて全国で行い、分析した。
東京都の値は、前日のセシウム560ベクレル、ヨウ素2900ベクレルから急上昇した。22日発表のセシウムの値は、放射線管理区域の基準値4万ベクレルの8分の1、ヨウ素の値は、5分の4にあたる。
この他の自治体のセシウムの値も、さいたま市が1600ベクレル(前日790ベクレル)、甲府市が400ベクレル(同不検出)、宇都宮市が440ベクレル(同250ベクレル)と、軒並み上昇した。
前日に、最も高い値を記録した茨城県ひたちなか市では、やや下がったものの、セシウム1万2千ベクレル、ヨウ素8万5千ベクレルと、依然、高い値を記録している。福島や宮城は震災の影響で計測できていない。
東日本は22日も、雨や雪が降ったところが多く、大気中に漂うちりとともに、放射性物質が落下したとみられる。ヨウ素の半減期は8日間と短いが、セシウムの半減期は30年で、地面に降りた後も長期間放射線を出し続ける。土壌や水、農作物への放射能汚染につながりかねないため、今後も監視を続ける必要がある。
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こんなニュースを理解するために、結果ネット検索を繰り返すことになった。 図は東北電力のHPから拾ってきたが、コイツが最も理解し易かった...。
経産省のHPによると、この他「放射線のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたかを表す単位」として「グレイ」があって、1グレイ≒1シーベルトとのことだったが、言葉として「受けた放射線の量を表す(体への影響の度合いを測る物差しとして用いる)単位」であるシーベルトと、ほぼ同値となる理屈は未だ理解できていない。
まぁこのテの表記は学術上の必要性があるんだと、漠然と捉えておけば良いのだろうが...。
とは言え、ベクレルの登場に引っかかっているのは、シーベルトやグレイと比較して、その構成要素が大きな意味を持つ点で、理解に苦労しそうなことが容易に予想できることに加えて、この図を鵜呑みにした場合、ベクレルは3倍の数値を示しても、シーベルトとしては変わりがないという、直感的に理解し難い話が増えそうな気がする点なのだ。
これに対し、前述の経産省のHPでは、左図の通りベクレルを雨粒の数としており、どんなに放射線を出す力の強い放射性物質があっても、濡れなければ影響が少ないことの説明には、こちらの方がスッキリ収まる。
ただ、この場合、セシウムだのヨウ素だのといった「雨粒に種類がある」説得力に欠けるので、どちらか片方を選択しても、片方だけではシックリ来ない。
...どの道専門家でもないことだし、あまり頭でっかちになることもあるまいが...。