用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

やっぱり甘い?

2011年03月25日 09時33分54秒 | 放射能?
福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に(朝日新聞) - goo ニュース

2011年3月25日(金)03:00
 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。
 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。
 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。
 土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。
 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。
 チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。
 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。
 健康への影響はどうか。チェルノブイリ原発事故では、強制移住の地域では平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人では白血病などの発症率は増えていない。
 甲状腺がんは増えたが、事故当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被曝(ひばく)したためとみられている。飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。
 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。


 これは新聞社の調査結果? あぁ件のシステム動かすために用意するデータから、色々分ることがあるのか...。
 相応に裏付けあるのは分るけど、単純に不安感煽るだけにならないとイイけど...。
 決死の作業続けてらっしゃる作業員の方々には申し訳ないけど、完全に復旧果たすにゃ、まだまだ時間が必要だよね。
 県内で最も高いレベルのセシウム137が検出されたのが、40Kmって半端な距離を置いてるのも、話をややこしくする要素...。
 ...

帰って来ない「日常」

2011年03月25日 02時12分03秒 | 放射能?
 情報が少ないと不安感が先に立つ...ので、早く公表しろっ!と文句言いたくなる...。
 と言って、情報流通が進むと、キャパから溢れた情報にイラつく...ので、取捨選択した後明確な情報だけ出せっ!と言いたくなる...。

 勝手とは思うが、少なくとも、私の周囲には似たよな人間が並んでる。
 と言うか、皆一様に原発絡みのストレスを抱え込まされている...。

 ここ数日、ちょっと情報に踊らされ過ぎてるから、落ち着こうかと考えて、投稿を控えて成り行きを見守ってみた...。
 野菜や牛乳に続いて、基準値を超えるとされる「水」があちこちで確認されて、近所のスーパーからペットボトル入りの水が消えた...。
 宅配やら郵パックやらが復活しつつあるのを良いことに、大阪在住の知人からケースで水を取り寄せようとする輩まで出た...。
 何だか情けなさが先に立った...。
 仕事帰りに立ち寄ったスーパーの、水やインスタントラーメンが並んでいただろう空いた陳列棚が、殊更そんな感覚を際立たせた...。

 落ち着くのを待つしかないんだろうね。
 恐らく放射線量を示す値は、何日分かデータ取って並べてみないと、本当の危険度(安全度?)は計り得ないだろう。
 それでなくとも、気候や風向きに左右されるデータだって話なのだから...。
 実際葛飾の値など、今日は基準値を下回っているのだから...。
 だからと言って、葛飾の水が安全である証拠にはならないのだから...。


と、言う訳で、野菜や水の放射線量の話や、相変わらず1~4号機が白煙上げてる話は、1号機の中央監視室に通電できた話と合わせて、もうしばらく様子を見るが...。
この話(↓)に関しては「ふざけんなっ!」が腹の底からこみ上げてきて、寝る前に書きたいと思った...。

作業員3人被ばく、2人搬送=建屋地下で180ミリSv―復旧作業中・福島第1原発(時事通信) - goo ニュース

2011年3月24日(木)16:03
 東京電力は24日、東日本大震災で被災した福島第1原発の3号機タービン建屋内で、作業員3人が170~180ミリシーベルトの放射線を浴びたと発表した。うち2人がベータ線熱傷の可能性を否定できないとして、福島県立医大病院に搬送された。その後、千葉市の放射線医学総合研究所に移送される。
 経済産業省原子力安全・保安院や東電によると、被ばくしたのはいずれも協力会社の男性社員で、30代2人に20代1人。3人は24日午前10時ごろからケーブル敷設作業のため、原子炉建屋に隣接するタービン建屋地下1階の現場に入り、放射性物質が含まれるとみられる水の中に足が漬かった状態で作業した。
 午後1時に作業を終えて引き揚げた後、被ばく線量が判明。それぞれ180.07、179.37、173.00ミリシーベルトだった。3人の状態は良好だが、うち30代と20代の計2人が足にやけどのような症状が見られるため、搬送された。3人は20ミリシーベルトでアラームが鳴る線量計を持っていたが、アラームが鳴ったかどうかは不明という。 


NHK追った分には、「火傷に似た症状」であることと、「ベータ線による汚染であれば、比較的軽い」ことは、すぐに納得できた。

が、法律変えて!?基準値上げて!?「決死の覚悟」で作業に当たっている「現場作業員」の安全管理がこれほど「杜撰」ということは、原発そのものに対する安全管理の考え方が、端から甘い!!ってことになるんじゃないのか!?

それなりに事態が収束しつつ...「日常」を取り戻しつつあるんだから、この段階で、この気の抜き方は、して欲しくなかったぞ。