用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

何が起きてるやら...

2011年03月27日 22時50分21秒 | 放射能?
 水道水に混じってた放射性物質の話ってのは、それなりに気に止めとかないとって思うのは、思う人の勝手なんだろうけど、神経質になり過ぎるのも社会生活からは逸脱するね...。
 現在リアルタイムで、Mr.サンデーなるTV番組を見てますが...。

ザックリ数値だけ書き止めてみました。

日本で被曝してもOKとされる基準値=年間50ミリシーベルト≒1日あたり6226ベクレルの放射性ヨウ素を摂取し続けて1年過ごす。
番組調査で、最も高い数値を示していた千葉でも、1日47リットル飲み続けることになるらしい。

 味噌汁      1/7
 ごはん      1/11
 入浴30分    1/330
 歯磨き      1/333
 手洗い      1/30万
 洗浄機能付き便座 1/2億

それぞれの生活に要する水は、飲料する量に上の倍数を掛けて考えれば良いとのこと...。

 続けてほうれん草のことなど報道してたけど、ちゃんと見てなかった。
 結局、同じような話に落ち着くんだろうと思ったまでだけど...。
 そも年間50ミリシーベルトって基準自体、海外と比べてかなりキビシイって話も聞いたことだし...。

 むしろ、こっちで報告される数値には、神経質になってもイイんだろうね。

放射線量は1千ミリSv以上=2号機建屋の水たまり―濃度1千万倍を訂正―福島原発(時事通信) - goo ニュース

2011年3月27日(日)14:03
 東日本大震災で深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋地下で26日、水たまりの表面の放射線量を測定した結果、毎時1000ミリシーベルト以上だったことが分かった。水たまりから採取した水に含まれる放射能も高濃度と判明し、東京電力が27日発表した。

 ただ、当初運転中の原子炉内の水の約1000万倍(1立方センチ当たり29億ベクレル)に上るとした放射性ヨウ素134の濃度について、東電の武藤栄副社長は同日夜、緊急記者会見し「(全体の放射能のほぼ100%近くに相当する)ヨウ素134とコバルト56を取り違えた」と明らかにして謝罪した。

 コバルト56の場合、たまり水全体の放射能濃度は10万倍と大きく下がるという。再調査結果は27日中に出る予定。

 2号機は14日から15日にかけて原子炉の水位が大幅に低下し、燃料棒が損傷。格納容器下部の圧力抑制室も一部破損した可能性が高い。燃料棒内の核分裂生成物が漏れているとみられる。東電によると、原子炉は現在、真水注入で比較的安定しているが、高い放射線量が復旧作業の妨げになることが懸念される。

 一方、1~4号機放水口の南約330メートルの場所で26日午後2時半に採取された海水からは、濃度限度の1850.5倍(同7.4ベクレル)の放射性ヨウ素131が検出された。同所の濃度は25日午前8時半に1250.8倍で、26日午前8時20分に750.0倍に低下したが、再び大幅上昇した。 


 まぁまだ実感できない話ではあるんだけど...
 数字を怖がるんじゃなくて、このテのニュースがなくならない限り、水やほうれん草を気にかけて生活する必要が生じるって意味でね...。

「事態悪化」の報道ばっかりって...

2011年03月27日 13時33分38秒 | 放射能?
 言葉に窮し「現場混乱」 東電、情報共有の不備釈明(朝日新聞) - goo ニュース

2011年3月26日(土)22:38
 東京電力福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋内で起きた作業員3人の被曝(ひばく)事故をめぐり、東電側が2号機の同建屋でも同様の放射線量を6日前に把握しながら、注意喚起していなかったことが判明した。東電側は26日、後手にまわった対応への釈明に追われた。専門家らは、ずさんな安全管理を批判している。

 同日午前の東電本社。連日の記者会見に姿を見せた福島第一原発の藤森昭彦・環境担当は、注意喚起がなかった理由を問われ、言葉に窮した後、「十分な情報共有がなされていなかった。現場の混乱があったと思われる」。絞り出すような声だった。高い放射線量の公表が遅れたことについても、吉田薫広報部部長が「申し訳ない」と述べるにとどまった。

 ただし、午前中の段階で、事前に高い放射線量を計測と説明したのは「1号機」。夕方になってそれを「2号機」に訂正。「福島事務所と第一原発のやりとりで取り違えてしまった」と謝罪する、お粗末な対応ぶりだった。

 元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は、「情報共有されていなかったことは非難されるべきだ。一義的には放射線管理担当者の責任だと思うが、組織としてずさんだったと言われても仕方ない」と東電の対応を批判。同実験所の小出裕章助教(同)は、「作業員は非常に困難な状況で、一刻も早く冷却ポンプを復活させようと水に入ったのだろう。これを教訓に、東電側は情報を共有させ、作業員一人一人の身を守ることを考えないといけない」と話す。

 未曾有の大災害...だったのは誰でも認めるところ...だし、不測の事態の対応に不手際が生じるのは、「ある程度」致し方ない...のかもしれない。
 まずは収束させて欲しいし、あまり言いたくはないが、大きな意味では「結果オーライ」...でも構わない。
 個々の対応をどーこー言ったところで、理解できないことは理解できないし...。

 だが、未曾有である/なしに関わらず、地震に類する災害発生の可能性がかなり高い地震国に、原発を持ち込んだリスクを、政治家や官僚を含めて、この会社のトップは、どう考えていたんだろう!?と、思わず首を捻りたくなるような話が、続々聞こえてくるのは許せない。
 特に、この副社長は見栄えがよろしくない。
 凡そ責任を感じているようには見えない。

 最早原発は、人間の「制御」可能な領域を離れてしまったように見える。
 少なくとも、これから発生するだろう「事態」も、これから着手しなければならない「作業」も、すべてが「未知」の領域であるとの認識と覚悟が必要だろう。
 限られた時間の中で、未知の作業に対し、最大限の結果を残そうとすることが、どれほど困難なことか!?は、ここでこんなモノを書いている人間の想像を遥に超えるだろうが、報道から聞こえてくるのは、シワ寄せ食らう現場の話ばっかりのような気がする...。

 原発作るって決めたのは、自民党政権下だっただの、前の担当から事業を引き継いだだけだのって、現政権やら原発政策に携わった霞が関やら電力会社幹部やらを、「気の毒だ」という人もいるが、引き継いだ責任込みで、現在の地位やら立場があるはず! 問題起きた時だけの「逃げ口上」に与する必要性はかけらも認められない。
 きっちりした対策を打って、安全管理もしっかりひいて、できる限り早い段階に事態を収束させる!
 国民にしてみれば、当たり前の要求だぞ!