ワリエワ検体、未指定の心疾患薬2種類も検出
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef0675fcf51c288d13ff0ab7ad051b17e8618280
昨年12月に提出した検体から心臓疾患の治療に使用される3種類の薬物が検出されたと、米紙ニューヨーク・タイムズが15日に報じた。 同紙によると、ワリエワの検体を分析したストックホルムの研究所が禁止薬物に指定されているトリメタジジンのほか、禁止リストにない「hypoxen」と「L─カルニチン」の痕跡が見られたという。いずれも心臓疾患の治療薬として使用されるもの。
米国反ドーピング機関(USADA)のトラビス・タイガート会長は「許可されているものが2種類、されていないものが1種類、その組み合わせ」と明かし、混合して使用する利点として「持久力を高め、疲労を軽減し、酸素使用効率を高めることを目的としているようだ」と指摘した。
https://www.nikkansports.com/olympic/beijing2022/figure_skating/news/202202150001556.html
フリー進出はSP24位以内の選手に限られるが、ワリエワが24位以内に入った時には「公平性の観点」により25位の選手もフリーに進ませることになっていた。そのため、56・97点でSP25位のイエニ・サーリネン(フィンランド)がフリーに進出。
https://number.bunshun.jp/articles/-/852055
15歳ワリエワ騒動を“ただのドーピング事件”にしてはいけない理由…選手たちが語った“ロシアフィギュア界の闇”「みんなやってるよ」
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これは本当にダメでしょう!
心臓が強く成れば、当然「持久力が上がる」=思い通りに身体が動かせる。
これをやれば誰だって「より高く、より速く、より長く」パフォーマンスが出来る。
足も速くなるし、馬鹿力も出る。
運動している人なら誰でも分かる事です。
疲労が蓄積されなければ、いくらだって走り続ける事も泳ぎ続ける事も出来る。
浅田真央さんが凄かったのは、元々体力に恵まれた人だからです。
体力が有るから人の何倍も練習出来るし、演技を何処までも磨く事も出来る。
薬物利用して「競技」に出る事は出来ません。不正だからです。
身体が悪いと仕事も出来ず、生活も出来ないから、その為に病院で薬を処方して貰うのは合法ですが、薬物を飲用している人は、当然「競技会」には出られません。
オペラを歌うには、想像以上の体力が必要です。オペラ歌手はアスリートと言われる所以です。
私は40歳までは、体力が最大限に必要な「椿姫」全曲を3日連続でも歌えました。
親の介護で膝関節、首の軟骨、腰の軟骨を壊し、体力を著しく衰えさせてからは、アリア一曲を歌い切る事さえ出来なく成りました。
それでも仕事で毎月一時間の定期コンサートを歌わなければならなくて、コンサート前に、凝りが酷くなる「首と肩」に、ステロイド剤の注射をして貰って、仕事を続けていました。
その時に先生に言われたのは「競技会には出られないからね!」でした。
薬無しなら、コンサート後三日間は頭痛と吐き気で動けなく成りましたが、ステロイド剤を打つと、歌っている最中も翌日の疲れも、驚く程軽減されるのです。
これを「競技会」でやる事は、まともな選手に対する冒涜であり、卑怯そのものです。
ロシアのジュニア選手たちは、へらへらとして「ドーピングしていっぱい練習すれば直ぐに上手く成る」とインタビューであっけらかんと答えてしまうそうです。
旧共産圏では、ドーピングは当たり前ですよ。
私が留学したブルガリアでも、体操選手達は全員、毎日コーチから薬を渡されて飲んでいたと、体操で留学した日本人選手から聞いて驚きました。
旧東独の選手たちが、ドーピング後遺症に苦しんでいる実体を、大分前にテレビで見ましたが、女性バスケットボール選手が、引退後何十年経っても「背が伸び続けている上に身体の具合が悪い」と、とても苦しそうな表情で語って居ました。
好成績を出す為に、国から強制されて薬物乱用後遺症に一生苦しむ人達・・・・・
もう、こう言う国の人達は、世界中の何処の競技会にも出場出来ない様にするべきです。