4月10日(土)、『黒田塾』第2回の講義がありました。先週見た渋谷の桜は今週も残っていて、今年の桜の息の長さ実感します。
その桜日和に、黒田先生曰く「先週も今週もお花日和の土曜日に、教室に閉じ込める様な事になって済みませんね」と。いえいえトンデモありません、この4ヶ月覚悟の上です、と心の中で答えます。多くの受講生の想いも同じではないでしょうか。例えば名刺交換をしたNさん、兵庫県西宮市から遥々の受講の様です。
第2回目の研修内容は「遺言書原案作成業務」の具体的進め方について。相談に訪れた方からどんな事をお聞きするのか。「遺言書作成業務」を引き受けた時に交わすべき「委任状」と「同意書」について。
具体的に黒田先生が代表を務める「黒田行政書士法人」で使用している用紙を使用しての説明。自分の事務所名に変えればそのまま使用できる用紙です。この用紙を基に自分の事務所用の用紙作成OKも出ていますから、これを基に近日中に事務所用にワードで作成の積りです。
更には「遺言原案作成必要書類一覧」や「相続業務報酬」や「公証人手数料」など”手作り”の資料を基にしての説明。この研修会の謳い文句”実践的実務”に相応しい資料と説明、これをどう上手に活用するか、これは今後の私次第だと感じました。
今回の研修で「遺言業務」の流れが少し見えました。私なりの理解では、遺言業務と思しき依頼があった時は必ず、遺言をしたい方、遺言をすべき方と面談をしてじっくりお話を聞き、必要に応じて相続人の方々とも話し合い、様々な調査をした上で「遺言原案」を作成する。この原案を基に、公証人に「公正証書遺言」を作成してもらう。更にその遺言の「遺言執行人」にもなると云う事でした。
今週は「無料相談会のチラシ」作成の課題が出されました。5月8日までの宿題です。何十年振りかの宿題、頑張らなくっちゃ!
先週と比較して受講生からの質問が増えました。雰囲気が解れて来たと思います。若干耳が”弱い”マーちゃん、黒田先生の話は質問される方と比較して良く聞き取れます。長年人に話す事を仕事としてきた感想かつ観察ですが、黒田先生も比較的長い間、人に話す事を仕事として来られ、その結果として、失礼ながら、聴き易い話し方になられていると感じました。
帰宅途中、町内会のなかの”福寿会”の定期総会に30分遅れで出席。長老のTさんが私の身分を紹介して下さったので、自然と遺言や相続についてお話させて頂くこととなり、意識してそうなった訳ではありませんが、黒田先生の言う「交際こそが営業」になっていました。