昨日、ご近所の江岸寺付近を歩いて来た家人が「素晴らしい桜が咲いている」と私に告げました。早速家人に案内されて、私も観に行きました。緑色の桜です。「多分、御衣香桜」と家人は語っていました。
私はカメラを持ち再度江岸寺を訪れ、撮影を終えて、ご住職にお聞きしました。「御衣香桜です。昭和37年に檀家さんが青梅の枝を植えてくれました。散り際にピンク色になりますが、今は見事な緑色です。染井よしのが散る頃に咲き始めるのです」との事。桜の種類は予想通りでした。この寺の門前を何度も通りながら気がつかないとは、情けないものです。
(バックは江岸寺本堂)
この御衣香桜、今までに2度ほど観ています。最初は京都堀川通りの二条城付近で。私達がよく行く「クラフト和光」さんからお聞きしました。二度目は国立東京博物館の裏庭にありました。ご住職の話では飛鳥山にも植えられているそうです。機会があれば訪れたいものです。緑色の桜は木の葉と間違え易く、どこそこにあると知らないと見過ごしてしまいます。ピンク色の様な華やかさには欠けますが、落ち着いた色合いはなかなか良いものです。