マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

蕎麦打ちを体験

2011年11月10日 | 身辺雑記

 蕎麦打ち体験講座が、駒込地域活動センターで開催される事を知って、1ヵ月半ほど前、参加の申し込みをしていたところ、受講可能との葉書が到着し、一昨日の8日(火)、活動センターに出掛けて来ました。
 活動センターは、我が家から徒歩3分の至近距離にあります。10数年前、そこにあった駒込警察の移転跡地を、地域での諸々の活動が出来る様、この活動センターが建設され、以来私たちは何度もこのセンターを利用しています。

 講座は、ガス・水道を備えた2階の多目的室で行われました。この日の講師は、本駒込にある「手打ちそば玉江」の主人の中村進先生。更に4名の助手の女性が既に準備万端整えて下さっています。渡されたレジメに書かれた、その4名の方の経歴を見て吃驚。例えば寺西恭子さんは、全日本素人そぼ打ち名人大会の名人。他の3名の方も全麺協認定5段と4段。そば打ちにも名人がいて、段位があることを初めて知りました。(写真:そば打ち風景)



   (以前の教室風景:案内写真より写す)



 本日の参加者は9名。先生方の自己紹介の後直ぐに、そば打ちのデモンストレイションが始まりました。打ち手は名人の寺西さん。そば粉に小麦粉を混ぜ、水をまわし、練り、団子状にまるめ、それを薄くのし、長方形状にたたみ、最後に切ります。一連の見事な手さばき。華麗な、流れるような動作を惚れ惚れと眺めました。(写真は名人ではなく、先生の指導風景
 より具体的には①水まわし ②練り ③くくり ④丸出し ⑤四つ出し ⑤本のし ⑦たたむ ⑧切る の8つの工程があるそうです。


 さて名人の後は、参加者の実演です。助手の方が付きっきりで、その具体的な作業方法を教えてくれます。どの工程も満足には出来ません。それでも肝心なところには助手の方の手が入って、最後には、畳んだ長方形状のものを切るまでに至りました。この切りが難しいと思っていましたが、切るだけならばそう難しくはありませんでした。包丁を傾げることによって押さえている板が動きます。ただ同じ太さに切ることには熟練が必要でしょう。(写真:生徒のそば切り場面)


 初めての経験、緊張し、無我夢中で、あっと言う間に終わって仕舞いました。何とか打てた蕎麦。1食分だけ講師陣の方々が茹でてくれます。それを試食しました。お蕎麦やさんで食する蕎麦とは味も舌触りも異なるものでしたが、自分で打った蕎麦に満足度高いものがあります。(写真:私、まずは2食分完成)




 
食後、玉江主人の中村先生との雑談で、玉江は予約制で営業し、2年先まで予約が埋まっている事。蕎麦店経営のみならず、神明西部町会の会長としての日常活動も忙しい、との話を伺いました。町内会活動に積極的に参加されているのであれば、お会いすることもあるかと思い、今後も宜しくの挨拶をして会場を後にしました。(写真:自宅で茹でたもの。太さ不揃いの蕎麦)