マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

キャメロンハイランドでの日々(マレーシアレポート その2)

2012年02月18日 | 


 キャメロンハイランドと言っても広い地域を指します。その心臓部を貫く国道(?)沿いに、タナ・ラタやブリンチャンと言った街が点在します。日本に擬えれば、蓼科高原を通るビーナスライン沿いに白樺湖の街や車山や霧ヶ峰があるみたい、とでも言えば少しは実態を表現出来たでしょうか。(写真:タナ・ラタのバス停にある看板)





 
私たちが滞在したのは、そのなかでも、キャメロンハイランド入口にあるタナ・ラタの街です。生活してみて分かった事ですが約1Kmほどのメインストリートの両サイドには多くの商店が店を広げています。中華料理屋・インド料理屋・雑貨店・郵便局・銀行・宝石店・インターネットカヘ・クリーニング店・床屋さん等などです。東京で譬えるならば東十条商店街のようです。日曜日の朝には、広い空き地に朝市が立ち、果物や野菜、魚など地元産らしい新鮮な食料品が山と積まれ、賑わいます。要するに生活に必要なものは全てタナ・ラタの街で間に合うのです。(写真:日曜市にて。豊富に積まれた野菜)



 その中心街から少し外れ、前日難儀した坂を昇った小高い丘に「ヘリテイジホテル」やアパート群が立ち並び、このホテルやアパートに日本人観光客が宿泊しています。因みに同行のMさんご夫妻はホテルに、アパートの一室に妹夫婦と私の友人Kさんと私が宿泊し、Sさんは他の棟のアパートを借りました。日本人観光客と言ってもリタイヤーした年金生活者が殆どで、中心街からこのヘリテイジ村に通じる坂をいつしか”年金坂”と呼ぶようになったとか。(写真:ヘリテイジ側から見る年金坂。向こうがタナ・ラタ中心街)




       (写真:ヘリテイジホテル)



 アパートと言っても広い間取りです。私たちが借りた部屋は3LDK。3寝室とキッチンと広いリビングを備えます。申し分ない賃貸部屋ですが、問題は満足に湯が湯船に満たない事。銭湯派のマーちゃんが一番困ったことでした。家賃は4万円程度と聞きました。(写真:私たちが宿泊したアパート)









 さて年金坂を昇ったところ滞在したり、定住したりしている日本人が加入している会が「キャメロン会」です。組織人数の正確な数は聞きそびれましたが、年間2回開かれる総会の出席者数から推測するに500人は加入しているでしょうか。その下部組織に、山岳部・テニス部・ゴルフ部・麻雀部などがありますが、会員の活動はこれに限らず、写生会やケーキ作りなどの文化的活動も幅広く行われているようです。



 さてそこでの私の生活のあらましは次の様でした。午前中がゴルフ、昼食後帰宅し、午後は読書と昼寝。夕食後に麻雀。その後は飲酒とお喋り。日頃の生活とはかなり違った”優雅な日々”、いや、言い換えればテイタラクでのんびりとした日々を過ごしたのでした。(写真:室内から見る南国の満月)






 さて私がお世話になったのは山岳部で、ゴルフは主として、義弟とSさんとKさんの4人で出掛けました。ゴルフ場は隣町ブリンチャン近くにあり、ここまでバス利用だと1リンギット、タクシー利用(4人乗り)だと1・5リンギットでした。このゴルフコースは現在ハーフコースが改修中で、毎日残りのハーフラウンドを廻りましたが、利用料は21リンギット。日本円にして550円程度。町内会の方から誘われる事になったゴルフを、お安く、数多く練習することも今回の旅行の狙いの一つで、Kさんと二人で廻った日が今までに最高の出来で、次の日からは、元の木阿弥。体の固さを実感したのでした。それにしてもコース途中に幾つもの川があり、203高地と名付けられた小高い丘もありの難コースでした。全部で8回プレーをし、総費用は240リンギット(6240円位)。
 ここからタナ・ラタまでの帰路は徒歩で3Kmの道のりを歩いて帰宅する事が多く、これが日々の散歩になりました。暫くは日本での生活についてのブログに戻り、ハイキングなどに触れるキャメロン報告は、暫く間を空けてからにします。