マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

深川七福神を巡る

2017年01月07日 | 東京散歩

 1月4日(水)、”深川七福神めぐり”に参加した。主催は「全日本年者金組合 文京支部」と共産党文京北部後援会の「曙会」等。「曙会」主催の、新年の七福神めぐりに参加するのは今回で3回目で、山手七福神・港七福神・深川七福神と続いてきている。私たち二人だけでは3年前に谷中七福神を巡っているから、この数年七福神めぐりは新春の年中行事となっていた。私が信心深いわけではない。知らない土地を回るのが好きなのだと思う。いや、単に歩くのが好きなのだ。

 今回は寿老神(深川神明宮)→布袋尊(深川稲荷神社)→毘沙門天(龍光院)→大黒天(円珠院)→福禄寿(心行寺)→弁財天(冬木弁天堂)→恵比寿神(富岡八幡宮) と廻った。

 都営新宿線森下駅に10時に集合し、深川神明宮脇で主催者挨拶ののち出発。
 温かい日で、七福神を訪れるには絶好の日和。昨年までは10名足らずの参加で些か淋しかったが、今年は年金者組合からの参加者が多数で、主催者は全体把握に大変だったろうと思わせる大所帯。私が知っている人は、ラジオ体操仲間の中村さんや元区議会議員の高畑さんなど数名。





 この辺りは殆ど歩いたこと無いと思っていたが、歩いているうちに思い出した場所が幾つかあった。深川江戸歴史館の前を通った時には、福寿会々長の小林さんと兼好の落語を聴きに来たことを思い出した。大黒天円珠院そばの浄心寺門前はやはり小林さんとペタンクを買いに来たときに通過していた。“水の都大江戸クルーズ”に参加した時に経験した小名木川のロックゲートも萬年橋から撮影できた。点でしか知らなかったスポットが徐々に一本の線で結ばれていくときの感覚は心地よい。(写真:新小名木川水門)

 
     (隅田川と小名木川の合流地点)

 
ここの七福神めぐりは道なりに右の様な旗が最初から最後まで立てられていて迷うことは無い。親切なガイドになっている。

 

 


 小名木川沿いの道付近には相撲部屋が幾つかあった。錣山部屋と髙田川部屋(親方は元安芸乃島)。錣山部屋の親方は元寺尾で、その弟子で、私が好きだった豊真将は親方立田川となった。この日は数名のお相撲さんを見ただけで、親方には遭遇しなかったが、相撲部屋を見ただけで満足。


 最後の富岡八幡宮は物凄い人出。私は用事で一足お先に失礼したが、門前仲町前の屋台にも多くの人並。母が生まれ育ち、深川芸者に憧れた下町深川を初めて歩いたに等しい。運河に囲まれ、”深川”という名前がストンと胸に落ちた。

 今日の七葉(七福神さまたち)
  
      
寿老神 深川神明宮)                   (布袋尊 深川稲荷神社)

  
      (毘沙門天 龍光院)                       (大黒天 円珠院)

     
      (福禄寿 心行寺)             (弁財天 冬木弁天堂)

 
     (恵比寿神 宮岡八幡宮)