マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ビワを捥ぎ、ビワ寒天を作る

2017年06月13日 | 身辺雑記

 ビワ捥ぎの日を心待ちしていた。この数年毎年のように、大森に住む、妻の友人のWさんのお宅にお邪魔しては、秋には柿や果林を、初夏にはビワを捥がせてもらっている。ビワ捥ぎには2年前の6月に出掛けていた。今年もその時期を迎え、お声が掛かるのを待っていると、「今年は実るのが少し遅いですがお出で下さい」とのお誘いを頂いて、69日(金)に出掛けて行った。
 広い庭では畑が耕され、花や木が植えられていて、ビワの木は2本。そのうちお宅に接するように生えている枝にビワはたわわに実っていた。“これは獲るぞ”の思いがふつふつと湧いてくる。まずは枝切バサミを使って高いところを狙ったが、挟んだビワがハサミから落ちてきてしまい使い物にならない。そこで枝切バサミは諦め、脚立を2台借りてその上で作業をした。1時間ほど夢中になって捥いだ。その総数は全部で250個はあっただろうか。




 一休みして2階に案内され、そこからビワ木のテッペンを見ると、まだ狩っていないビワが多数あったが、ベランダに出ての挑戦は敢えてしなかった。帰ってきて目方を測ると何と11キロもあった。
 そのうち100個ほどのビワでビワ酒を2瓶漬けた。知人2人にもお裾分けをしたがまだ相当数が残っていた。それなりに早く処理しなければならないのだが、ジャムにするのは労が多いと言って妻はジャムにはしたがらなかった。(写真:捥いだビワはこれだけあった)

         

 私がブログ原稿を書くのに夢中になっている間に、妻は方向を定めたらしく、ビワから種を取り除き、果肉を細かく刻んで煮始めていた。どうするのかと聞くと、こうやって煮込んだビワ果肉で、後でビワ寒天を作るとのこと。合点がいった。

 最近、我が家では「かんてんパパ」で購入した抹茶寒天や”かんてんの素”を使ってコーヒー寒天を作っていた。コーヒー寒天作りには私も調理に参加していた。朝飲むコーヒーとは別にコーヒーを淹れ、そこにかんてんの素と少量のグラニュー糖を加えよくかき混ぜて熱した後、小さいカップに6個に小分けして移し替え、ラップを被せて冷蔵庫にしまっておくと4時間ほどでコーヒー寒天が味わえる。コーヒーが好きな私には嬉しい限りだった。(写真:コーヒー寒天)



 昨日もその要領でビワ寒天を作った。(写真は下段に)
  (
1)小さな鍋に水300ccを入れ、そこにビワ果肉150グラムとグラニュー糖を少量加え、熱しながらよく掻き混ぜる
 
(2)そこへ”かんてんの素”を3グラム加えて、熱しながら90秒掻き混ぜる
 
(3)小瓶6個に小分けしてラップを掛け
 
(4)冷えてから冷蔵庫に仕舞う。
  簡単に作れて、
これで4時間後にはビワ寒天が味わえる。微かな甘さながら美味しい。



  
              (1)                          (2のかんてんの素)


  
                        (3)                            完成品